避難所運営基本マニュアル(平成30年3月版)


 東日本大震災では、地震、津波などによる直接的な災害から助かったが、避難生活等での体調悪化による震災関連死で3,600人以上の方が亡くなられたと言われています。東日本大震災の教訓を生かし、高齢者、障がい者、女性等に配慮した避難所運営を行うため避難所運営のガイドラインとなる避難所運営基本マニュアルを策定しました。毎年、避難所開設訓練や様々な会議での意見を踏まえ更新しています。

マニュアルの特徴

  1. 東日本大震災の教訓を踏まえ、高齢者、障がい者、女性等の災害弱者に配慮した避難所運営を行えるよう定めたこと
  2. すべての避難所(23箇所)のレイアウトを策定したこと (避難所別図面、資料)
  3. 各活動班の役割に優先順位をつけて、実践的なマニュアルとしたこと
  4. 市災害対策本部、避難所運営本部、自主防災本部との連携を明確にしたこと
  5. 共通した運営方法と避難所ごとの資料(避難所別図面、資料)を区分したこと
  6. 初めて見た人でもわかりやすい構成に配慮したこと

平成30年度版の改訂のポイント

  • 「避難所開設までのフロー」に災害発生直後の行動を追加 本文P5
  • 画像で理解出るように写真を全体的に追加 本文P20、25他
  • 飲料水の確保に「市の備蓄用飲料水 1避難所あたり200本程度」を追加 本文P8
  • 資料12「簡易無線の使用方法」に差し替え 資料編P17
  • 様式16「災害ボランティア要請書」様式変更 様式編P19
  • 避難所に備蓄していないもの 飲料水削除 避難所別図面・資料P10

避難所数

23箇所(小学校14校、中学校7校、県立高校2校)

避難所運営基本マニュアル

避難所運営基本マニュアル本文避難所運営の基本的内容、各活動班の仕事
避難所運営基本マニュアル様式編避難所運営に必要な様式、本部へ要請する様式
避難所運営基本マニュアル資料編運営に必要となる資料、チェックシート、無線使用方法
避難所運営基本マニュアル 避難所別図面・資料避難所別の運営組織図、避難所レイアウト、防災倉庫の資機材一覧(写真)、発災直後の集合時間・場所

マニュアルの保管方法

  • 各避難所の防災倉庫、市災害対策本部、各学校で保管する。
  • 防災倉庫には当マニュアルとともに、使用するための様式(必要部数コピー)、運営に必要な消耗品、レイアウトの部屋名表示、ビブス(役員、市職員用)等を保管する。 避難所運営グッズ

策定の経緯

月日 項目 内容
平成23年3月11日 東日本大震災発災  
【平成24年度】
4月~9月 東日本大震災の教訓の整理
  • 岩手県山田町の聞き取り、釜石市副市長、東北圏広域地方計画協議会報告書、防災白書
平成24年10月10日 第1回女性の視点での防災対策意見交換会
  • 市長が進行役で各種団体等の女性16名と当マニュアル案、防災対策に対する意見交換
【平成25年度】
平成25年5月~10月 第1回避難所運営会議(23回)
  • マニュアルの基本事項(集合場所等)協議
  • 平成25年度の避難所運営組織の確認
10月11日 第2回女性の視点での防災対策意見交換会
  • 市長が各種団体等の女性18名と当マニュアル案、防災対策に対する意見交換実施
10月~26年3月 避難所レイアウト案の検討(23校)  
  • 各学校(一部自主防災組織を含む。)とレイアウトを検討

10月~26年3月 第2回避難所運営会議(23回)
  • 各避難所のレイアウトの決定
  • マニュアルに対する意見交換
3月 避難所運営基本マニュアル策定(第1版)  
【平成26年度】
平成26年5月~10月 避難所運営会議(23回)
  • マニュアルの基本事項の協議
  • 平成26年度の避難所運営組織の確認
  • 避難所単位の訓練実施提案
11月10日 第3回女性の視点での防災対策意見交換会
  • 市長が各種団体等の女性15名と当マニュアル案、防災対策に対する意見交換実施
  • 日本大学、順天堂大学学生初参加
平成27年5月 避難所運営基本マニュアル改訂(第2版)
  • ピクトグラム(絵)を活用した部屋名表示、シートを活用した通路、体育館のレイアウト、訓練を踏まえた様式の変更
5月~ 避難所運営会議(23回)
  • マニュアルの基本事項の協議
  • 平成27年度の避難所運営組織の確認
  • 避難所単位の訓練実施提案