消防団員の身分保障


消防団員は、自分の愛する地域を災害から守るためならば、という献身的なボランティア精神で支えられていますが、消防団の活動は、昼夜を問わない突然の出動や危険を伴います。そこで、三島市では、その労苦に報いるため様々な補償を行っています。

消防団員は特別職の地方公務員

消防団員は、それぞれ職業や学生などの身分を持つかたわら、災害時等に消防団員として活動します。この消防団員の身分は、市長、市議会議員などと同様の特別職である地方公務員です。
法律に特別の定めがある場合を除き、特別職である公務員には地方公務員法は適用されません。

消防団の入団、退団の自由

入団は義務でもなく、また強制されるべきものでもありません。また、退団も本人の自由意志により行うことができます。

活動による負傷、病気の補償

消防団員が、火災、自然災害や訓練などの災害対応業務、行事に従事したことによる負傷、死亡、障害の状態となったときは、三島市がその損害を補償します。

各種の表彰制度

活動の代償を求めない消防団員に対して、その栄誉を末永く称賛するために勤続年数や功労に応じて、消防庁長官、日本消防協会、静岡県消防協会、静岡県知事、三島市長、消防団長などから各種の表彰が授与されます。

制服や帽子などの貸与

消防団員には制服、制帽、活動服、編上靴、ヘルメット、アポロキャップなど活動に必要な被服類は、市から全員に貸与します。