電線類地中化事業

電線類地中化事業とは?

 私たちの快適な暮らしのために必要な電力の供給や電話・ケーブルテレビの回線などは電柱と電線を介して届けられていますが、この電柱と電線は一方で、安全かつ円滑な道路交通の妨げとなったり、街並みの見た目を悪くしている他、災害の時に電柱が折れたり、切れた電線が垂れ下がるなどの危険性があります。

 そのため、電柱の使用をやめて電線類の配線を地中に埋設するのが電線類地中化事業です。

電線類地中化事業の目的

1 安全で快適な通行空間の確保

 電線や電柱がなくなると歩道が広く使え、信号機や道路標識が見やすくなり安全な歩行空間が形成されます。

2 都市景観の向上

 空中に張りめぐらされた電線等がなくなり、美しい街並みが形成されます。

3 都市災害の防止

 台風や地震などの災害時に電柱が倒れたり、電線が垂れ下がるといった危険がなくなります。

4 情報通信ネットワークの安定性の向上

 ますます発達する情報化社会に対応した情報通信ネットワークの安定性・信頼性が向上します。

電線類地中化事業の取組み

 わが国における電線類の地中化は、欧米諸国に比べて立ち遅れていることから、昭和61年度から当時の建設省により電線類の地中化事業が計画的に進めらるようになりました。
 その後、平成7年6月には『電線共同溝の整備に関する特別措置法」が施行され、地中化事業の一層の促進を図るため法令の整備もされました。

 これまでの計画期間と整備の距離は次のとおりです。

 第一期5ヵ年 昭和61年~平成 2 年 約1,000km
 第二期4ヵ年 平成 3 年~平成 6 年 約1,000km
 第三期4ヵ年 平成 7 年~平成10年 約1,400km
 第四期5ヵ年 平成11年~平成15年 約2,100km
 第五期5ヵ年 平成16年~平成20年 約2,200km
 第六期5ヵ年 平成21年~平成25年 約1,300km(H24末時点)
 第七期5ヵ年 平成26年~平成30年(予定)

地中化状況国際比較

地中化状況国際比較

電線共同溝(CCBOX)の構造イメージ

電線共同溝(CCBOX)の構造イメージ