第14回地球環境大賞「優秀環境自治体賞」

地球環境大賞とは

地球環境大賞「優秀環境自治体賞」表彰状
 平成4年、「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン 名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得てフジサンケイグループが主催で創設されました。先進的な環境活動に取組んでいる企業、自治体、大学、市民グループを対象に年1回表彰する制度で、経済産業省、環境省、文部科学省が後援しています。
 「優秀環境自治体賞」は、平成10年に環境活動に熱心な自治体として新たに顕彰対象に加えられたもので、第14回の顕彰では、三島市が全国2,900余自治体の中で唯一選ばれ、静岡県内で初の受賞のほか、過去の受賞自治体(都道府県を除く)もわずか7市区町と大変価値ある受賞です。応募総数は124件、第一次、第二次審査を通過した23社を対象に審査委員会による厳正な審査、官庁・有識者で構成する顕彰制度委員会の意見を聞いた後、最終決定されました。

受賞理由

環境教育に独自性と先進性

主催

フジサンケイグループ(後援:経済産業省・環境省・文部科学省、特別協力:財団法人世界自然保護基金ジャパン、協力:日本経済団体連合会)

表彰式

平成17年4月14日 東京・明治記念館

受賞した事業の背景、取り組み

 自然と共生を図り、環境負荷の少ない資源循環型社会の実現を目指し、郷土の良好な環境やかけがいのない地球環境を次世代に引き継ぐことを目的に、21世紀の重要施策として、人づくりを中心とした環境先進都市の実現を目指しています。
 その第1歩として、平成12年7月、環境に関する国際標準規格ISO14001の認証を取得、以後小・中学校を含む市のすべての施設において、環境改善活動を進めています。また、平成13年3月には「三島市環境基本計画」を策定、計画の着実な推進を図っています。とりわけ、幼稚園や保育園、小・中学校の環境教育や体験学習、一般を対象に市民環境大学の開講など、各年齢層に応じた環境教材の作成、プログラムの実施など、特色ある取り組みが高い評価を得ました。

主な受賞した事業の概要

  • ISO14001認証取得と更新(平成12年7月26日取得、平成15年7月更新、小・中学校への範囲拡大)
  • 幼稚園・保育園と環境教育教材の一元化(平成15年10月~、縦割りの組織を超えた教材の作成・活用)
  • 学校と行政の連携による環境教育の推進(平成12年度~、平成16年度には小学生環境読本を全面改訂し、市内小学生4年生以上全員に配布)
  • 市民環境大学の開講(平成13年度から日本大学国際関係学部と共催)

備考

県内初受賞、受賞団体12団体

担当課

環境企画課