平成17年度保健事業推進功労厚生労働大臣表彰

保健事業推進功労厚生労働大臣表彰とは

平成17年度保健事業推進功労厚生労働大臣表彰
 老人保健法による医療以外の保健事業の推進活動を積極的に行い、その功績が特に顕著である団体を表彰することによって、他の模範たらしめ、もって保健事業の推進に資することを目的とします。表彰の対象は、保健事業の推進に当たり、積極的に創意工夫を図るなど格別の努力が認められるとともに、その活動が今後も期待され、他の模範となる市町村です。平成17年度は全国で17市町村、9団体が表彰されました。

受賞理由

老人保健法による保健事業の推進

主催

厚生労働省(事務局:老健局老人保健課)

表彰式

平成17年10月5日 東京・中央合同庁舎第5号館

受賞した事業の背景、取り組み

 三島市は昭和46年から65歳以上を対象にした老人健康診査を、昭和55年には老人保健総合開発事業を開始するなど、高齢者を対象とした各種保健事業を先駆的に実施してきました。平成元年には、市民こぞっての健康づくりの推進をキャッチフレーズにした「健康都市宣言」を行い、また、子どもからお年寄りまで気軽にできるストレッチ体操「みしま体操」を発表しました。「みしま体操」は現在までに様々な機会に行なわれ、広く市民の間に普及し、健康都市の実現に貢献しています。
 市で主催する健康診断への参加キャンペーン活動等には保健委員も参加し「受診率の向上」を図っています。その結果、平成元年には14.7%で、県内で低順位だった受診率は、キャンペーンを開始した、平成5年には35.4%に、平成10年には47.2%、平成16年には55.0%と、年々向上し、現在では全国平均はもちろんのこと、県平均もはるかに上回るようになりました。
 基本健康審査の結果、要指導者に対しては、健康相談、個別健康教育や家庭訪問等による保健指導を積極的に実施し、要医療者に対しても、受診の確認を行うなど受診勧奨を積極的に行っています。個別健康教育では、高血圧、高脂血症、糖尿病を平成13~15年度にかけて開始しました。個別健康教育参加者には1年後に家庭訪問を行うなどその後のフォローも実施することで、効果をより確実なものとしています。

主な受賞した事業の概要

昭和46年度 老人健康審査(65歳以上)開始
昭和55年度 老人保健総合開発事業・機能訓練事業等の開始
昭和58年度 基本健康審査の個別化(40歳以上)
平成元年度 健康都市宣言、三島市保健委員会発足、みしま体操発表(県知事表彰受賞)
平成5年度 受診率向上キャンペーン・受診率向上口コミ活動実施
平成12年度 健康度評価事業開始
平成13年度 個別健康教育事業開始
平成15年度 三島市8020推進員発足
平成17年度 喫煙者個別健康教育開始

備考

全国17市町村9団体受賞、県内では過去5年間に3市町

担当課

健康増進課