市長定例記者会見(平成23年5月27日)で発表した内容(その1)

平成23年6月の主な事業、行事予定についてお知らせします。

1 「ふじのくに食育フェア2011(第6回食育推進全国大会)」及び「ふじのくにご当地グルメまつりin三島」の同時開催

 [健康推進部 健康増進課 食育推進室、 産業振興部 商工観光課]
 6月18日(土)と19日(日)に、内閣府・静岡県・三島市が主催する 第6回食育推進全国大会~ふじのくに食育フェア2011~が、東レ研修センター大講堂・日本大学三島校舎・北小学校の3会場で開催されます。全国大会は、東海地区では初めての開催であると同時に、三島市は市町村として初めて主催者にも加わることとなりました。  この大会は、「食によるもてなし、食を知る・つくる・楽しむ」をテーマに、全国から訪れる皆様に三島市や静岡県の良さを知っていただけるよう、食に関する各種講演会やパネルディスカッション、地産地消レストランなどを開催いたします。  さらに、先の大震災で被災した東北地方の皆様に少しでも元気が届けられるよう、東日本大震災復興支援と銘打ちまして、各種催しを開催するものです。 また、食育全国大会に合わせ、三島市制70周年記念事業の一環として「ふじのくにご当地グルメまつりin三島」を同時開催いたします。  こちらは、B-1グルメで上位入賞を果たしているみしまコロッケをはじめとする 静岡県内のご当地グルメを一堂に集めた食の祭典でして、それぞれの魅力をPRし、「食の都 静岡」を三島市から発信するものです。会場は日本大学三島校舎・楽寿園三島駅前口・三嶋大社の3箇所です。  この機会に、箱根西麓三島野菜を始め、名物のうなぎ料理や「街中がせせらぎ」事業など、三島市を全国にアピールする絶好のチャンスだと考えております。 また、ガーデンシティみしま推進事業の一環として、市内を花で飾る事業も始まっておりますので、訪れる方々にも喜んでいただけるものと思います。  この二つの大きなイベントを開催することで、おもてなしの心を持って、「三島に来てよかった、また、来てみよう」と思っていただけるよう全国からのお客様をお迎えし、美しい「み(美)しま」、魅力ある「み(魅)しま」、味わいのある「み(味)しま」の三つの三島づくりを全国にアピールしてまいりたいと考えております。  なお、大会開催中は、県道三島裾野線の三島北高前交差点から日大北交差点までの間が歩行者天国となり、車両は通行できませんので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。  詳細は別紙資料のとおりです。

2 節電アクションプランの策定と市民の協力依頼について

 [環境市民部 環境政策課、企画部 政策企画課]
 本年3月、東日本大震災の影響で、東京電力の電力供給力不足から計画停電が実施され、市民生活や産業活動に大きな影響を与えたのは、記憶に新しいところです。 電力の需給バランスは、夏期に向けて、再び悪化する見込みであり、国は「夏期の電力需給対策について」を5月13日に発表し、官民一体となり、国民各層の理解と叡智を集めた対応を呼びかけています。  今夏、計画停電や大規模停電を回避するために、三島市ではすでに「緑のカーテン事業」等に取り組んでおりますが、市民の皆様に節電への協力をお願いするには、市自らが率先した節電対策をお示しすることが重要と考え、三島市役所は国の目標の15%を上回る20%削減を目標とする「三島市節電強化計画-夏編- 節電アクションプラン」を、全職員が知恵を絞って策定しました。  具体的な対策としましては、室温30度を目安にエアコンの使用を抑えるとともに、執務室の照明灯をできる限り取り外すなど、今夏に実施する取り組みに加え、節電行動の定着化や過度に電気に頼らないライフスタイルの確立を目指し、教育施設や福祉施設へのガスエアコン・LED照明導入を検討するなど、継続的に実施していく取り組みについても策定いたしました。なお、室温上昇への対応として、扇風機の導入や、ポロシャツでの執務を可能とするなどの対策、さらには広く市民の皆様や企業等に節電をお願いしていくための取り組みなども盛り込んでおります。  三島市役所が率先して節電対策に取り組んでまいりますので、市民の皆様一人一人も、できることを地道に行う節電活動を継続していただくようお願いしたいと思います。  アクションプランの詳細は別紙資料のとおりです。

3 環境月間に伴う環境関連事業の開催

 [環境市民部 生活環境課、環境政策課]
 6月の環境月間に伴い、環境関連事業を開催します。 まず、6月1日(水)午後1時30分から三島市民文化会館におきまして、「市制70周年記念事業 三島市環境美化推進大会」を開催し、環境美化功労者や環境貢献活動企業の表彰等を行うほか、静岡県地球温暖化防止活動推進員の山本達雄氏による「環境講演会」を行います。  このほか、6月4日(土)に「市制70周年記念事業第10回不法投棄クリーンキャンペーン」を実施します。当日は午前8時30分から市役所駐車場で出発式を行った後、事前に調査した箱根西麓周辺の、粗大ごみなどが不法投棄されている重点箇所5箇所で、地元自治会、不法投棄監視員、環境美化推進員、建設事業者、ごみ収集事業者、市職員により回収作業を行うものです。  この他の環境関連事業等詳細は別紙資料のとおりです。

4 三島富士線(通称名:大通り)の歩道照明灯への「影絵」設置

 [都市整備部 都市整備課]
 このたび、三嶋大社から広小路駅までの旧国道1号線、通称:大通りに、歩道照明灯への「影絵」を使った仕掛けの設置を行い、商店街の活性化やにぎわい創出を図ることにしました。  「影絵」の絵柄は東海道五十三次といたしました。照明灯は大通りに55基ありますので、ちょうど五十三の宿場町に日本橋と京都を加えた数と一致します。作者は三島市在住の影絵作家である美澤広介さんです。  6月8日(水)の午後6時から本町交差点の津久井屋ビル前におきまして、「影絵(日本橋)」の設置をいたします。  今後、三島市が進めるせせらぎや歴史的・文化的財産を花と緑で結ぶ「ガーデンシティみしま事業」や、夜の街を光で彩る(いろどる)「あかりの回廊創出事業」とともに、この度の「影絵」による大通りの歩道照明灯の演出により、市民が癒され、また市外からも多くの人に来てもらえる 「美しいみ(魅)しま」づくりを進めてまいりたいと考えております。  詳細は別紙資料のとおりです。

5 みしまるくん みしまるこちゃんのツイッター開始

 [産業振興部 商工観光課]
 平成23年4月に発表しました三島市のキャラクター「みしまるくん」と「みしまるこちゃん」を活用したtwitter(ツイッター)を6月1日(水)から開始します。  「みしまるくん」と「みしまるこちゃん」が、Twitter(ツイッター)により 三島市の自然、観光、食及びイベント等、三島の旬の情報をつぶやくという設定で情報発信を行います。  三島市の女性職員8名が、取り組みます。  詳細は別紙資料のとおりです。

6 「三島市ホームページ」及び「みしまコロッケ」の受賞について

 [企画部 情報システム課、産業振興部 商工観光課 ]
 このたび、「三島市ホームページ」と「みしまコロッケ」がそれぞれ全国や静岡県内のコンクール等で賞をいただきましたのでご報告いたします。  まず、『三島市ホームページ』が、社団法人 日本広報協会主催の「全国広報コンクール・ウェブサイト市部」の部門で入選に選ばれました。評価された点は、ツイッターや地域SNSなど、ソーシャルメディアを活用したプロジェクトが一歩進んでおり、さらに、トップページから親しみやすく、市の魅力をアピールしており、市が何に取り組み、何がおきているのかを伝えようとする姿勢が明確、などでした。  なお、三島市のホームページへのアクセス数は通常、月3万から4万件程度ですが、この3月には13万8,289件を記録いたしました。これは、東日本大震災への取り組みや計画停電などに関する情報等を見やすく掲示したことが理由だと思われます。  次に、「みしまコロッケ」は、社団法人 静岡県観光協会主催の第12回「しずおか観光大賞」の奨励賞に選ばれました。みしまコロッケの会、馬鈴薯生産者、販売店、商工会議所、行政などによる地道な取り組みが多くの人に理解され、協働でまちおこし・観光推進が図られている点が高く評価されたものです。  詳細は別紙資料のとおりです。

記者会見配布資料