第2次三島市都市計画マスタープラン

都市計画マスタープラン(市町村マスタープランと呼ぶこともあります。)とは、都市計画法第18条の2に定める「市町村の都市計画に関する基本的な方針」のことをいいます。

 この制度は、平成4年の都市計画法の改正によって創設された制度です。以下の特徴があります。
  1. 都市計画の基本的な方針を市町村が定めます。   都市計画マスタープランは、住民に近い立場にある市町村が、その創意工夫のもとに定めることがうたわれています。
  2. 住民の意見を反映させるために必要な措置を講じながら、都市計画の基本的な方針を定めます。まちづくりにおける住民参加は、都市計画マスタープランの策定過程に始まります。
  3. 市町村の都市づくりの理念や都市計画の目標により、将来のまちづくりの課題、課題に対応した整備方針等を全体構想として総合的に明らかにするとともに、地域別構想として、地域別にあるべき市街地像、実施されるべき施策の方向を定めます。

 都市計画法上、都市計画は「都道府県が定める都市計画及び、市町村が定める都市計画」に分けられています。
 市町村が定める都市計画(用途地域や地区計画等)は、都市計画マスタープランに即して定めることになっています。
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ごあいさつ

 三島市では、平成23年3月に、まちづくりの羅針盤として「第4次三島市総合計画」と「第3次国土利用計画(三島市計画)」を策定し、目指すべき将来都市像を「せせらぎと緑と元気あふれる協働のまち・三島~環境と食を大切に~」と定めました。
 この言葉には、本市の魅力であり象徴である湧水のせせらぎと豊かな緑などの自然が生かされたまち、にぎわいと活力があり若さと元気にあふれ市民の笑顔が絶えないまち、市民・NPO・事業者と行政との協働に若い人たちの柔軟な発想や情熱・行動が加わり、新たな協働の取り組みが市民生活の向上に生かされたまちを目指すという意味が込められています。
 ここに完成した「第2次三島市都市計画マスタープラン」は、将来都市像を都市計画の視点から実現していくための基本方針を定めたものですが、本市には、年間2000万以上の乗降客があるJR三島駅や年間300万人が訪れている源頼朝ゆかりの三嶋大社、東海の名園と言われ国の天然記念物及び名勝に指定された市立公園楽寿園があり、源兵衛川や桜川など富士山の湧水を象徴する河川が街なかを流れるなど、交通結節点としての利便性や優れた自然的・文化的・歴史的な資産を有していることから、これらを活かしたまちづくりをさらに磨きをかけ進めて参ります。
 また、人口減少と超高齢社会の進展や公共投資の効率性・低炭素化などの諸課題を踏まえ、中心市街地にシフトしたエコ・コンパクトシティの形成が求められていますが、本市には、旧北上村、旧錦田村及び旧中郷村を拠点とする市街地が郊外に形成されており、これらの市街地についても活力のあるまちづくりを進めていく必要があります。
 東駿河湾環状道路の各インターチェンジの開設に伴い、これらの拠点とのアクセス性が高まることから、中心市街地と周辺拠点を有効に連携させた拠点ネットワーク型のコンパクトシティの形成に向けたまちづくりも進めて参ります。
 市政70周年の記念すべき年にあたり、市民の皆様にさらに「三島に生まれ育って本当に良かった」、「三島で暮らしてよかった」と感じていただけるまちづくりを実現していくため、この第2次三島市都市計画マスタープランにそって、元気で安心、希望にあふれる新たな三島を市民の皆様と協働でつくりあげてまいりたいと考えております。
 結びに、本計画の策定にあたりご協力いただきました市民の皆様及び関係者各位に心より感謝申し上げます。
                               三島市長 豊岡 武士

はじめに

 三島市都市計画マスタープランは、当初平成7年を基準年とし平成27年までの20年計画として平成10年に策定されましたが、その後の社会経済情勢の変化、上位計画の改定に対応する必要から、平成17年に改訂版を策定いたしました。
 改訂版策定後、平成18年の都市計画法改正により市街化調整区域での大規模開発が抑制されたことや、上位計画である「第4次三島市総合計画」や「第3次国土利用計画(三島市計画)」が策定され、また、「東駿河湾広域都市計画都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」が変更されたことなどにより、本計画の内容を社会経済情勢や上位計画と整合させるため、平成22年度より策定作業を開始し多数の市民参画のもとで検討を重ね、ここに「第2次三島市都市計画マスタープラン」が完成いたしました。
   
 今回の改定のポイントは
  1. 上位計画と整合する。
  2. より実現性の高い計画にする。
  3. 都市的土地利用と自然的土地利用が調和した都市づくりを推進する。
  4. 三島市の活性化につながる施策を推進する。
  5. 環境に配慮し災害に強いまちづくりを推進する。
  6. 語句や表現などは、各法の改正、定義の変化、状況の変化等を反映させる。

の6点に主眼を置きました。
 第5章の地域別構想では、市内の地域分けを、従前の7地域から、国土利用計画の地域分け等に合わせ4地域(旧三島町・北上・錦田・中郷)に集約し、当初の都市計画マスタープラン策定時に市民から出された「地域の特性」、「地域の課題」における意見は、各地域の市民ワークショップにおいて検討を重ね、新たに取り組む必要のあるもの、実現性の高いもの、対応可能なものを中心に掲載内容を見直ししています。
 また、「特定課題とその解決方策」は、行政が取り組むべき方針を示していることから、その実現性については慎重に検討を重ね、平成32年までに対応可能な施策を掲載しています。
 以上から、第2次三島市都市計画マスタープランは、市民が描く将来都市像実現のための行政サイドの各種施策への社会経済情勢の反映が特徴となっています。

都市計画マスタープランについて

■計画対象期間など
・計画目標年次
 平成32年(西暦2020年)までの10年間を目標とし、中間年次として平成27年(西暦2015年)を設定します。
・改定時期
 社会動向の変化などを踏まえ、必要に応じて見直しを行うこととします。
・計画対象区域
 都市計画区域である三島市全域を対象とします。


「第2次三島市都市計画マスタープラン」の内容は次のとおりです。

 ごあいさつ・はじめに
 第1章 序章
 第2章 現況とまちづくりの課題
 第3章 目指すべき都市の姿
 第4章 都市基本計画
  (1) 体系図・土地利用基本計画
  (2) 都市施設基本計画
  (3) 都市環境基本計画
 第5章 地域別構想
  (1) 旧三島町地域
  (2) 北上地域
  (3) 錦田地域
  (4) 中郷地域
 第6章 まず始めるまちづくりの目標
 第7章 実現化方策(まちづくりの基本的方向)
 第8章 長期的視野に立ったまちづくりの課題
 参考資料 用語集