市長定例記者会見(平成26年3月20日)

冒頭

【冒頭】(1)平成26年度の機構改革について
[企画部 行政課]
 今後の行政課題と市民ニーズに的確に対応するとともに、行政改革を一層推進し行政運営の効率化を図るため、平成26年4月1日から次のとおり市役所の行政機構を見直します。
1 社会福祉部
子ども・子育て支援新制度への対応と幼保窓口一本化による住民サービス向上のため、子育て支援課に新たに「幼保連携推進室」を設置し、保育係を廃止します。また、障がい者福祉サービスや個別のケース対応の増加に対応するため、障がい福祉課に新たに支援係を設置します。
2 産業振興部
「ガーデンシティ」及び「スマートウエルネス」関連分野の産業育成施策や、スポーツコミッション等による、新たな産業の創造を含め三島ブランドを官民協働で確立し、市内経済の発展を図ることを目的として、商工観光課に新たに「地域ブランド創造室」を設置します。
3 企画部
危機管理対応の充実を図るため、危機管理課に危機管理の計画や企画等を所管する危機管理係を設置します。
4 教育部
向山古墳群公園整備など文化財の管理・保存の重要性が増すなか、その事務に対応するため、文化振興課に、文化財係を設置します。
【冒頭】(2)平成25年度 ごみ減量及び分別等に関する市民意識調査の報告について
[環境市民部 生活環境課]
 本年度実施しました「ごみ減量及び分別等に関する市民意識調査」の結果を報告します。
 今回の調査は一般廃棄物処理基本計画(ごみ編)の重点施策である、ごみ処理有料化の検討、分別回収・品目の拡大、分別・収集・処理の適正化を進めるため、ごみ減量分別等に関する市民意識調査を実施したものです。主な結果の概要としましては、
(1)ごみの分別、収集について、「適当である」との回答が87%で高い評価を得ている
(2)ごみ減量・リサイクルについて、関心度、満足度が80%以上で高い評価を得ている
(3)三島市のごみ量が多い原因については、「ごみに関する意識が低いから」が64%、「清掃センターは何でも焼却できるから」が31%でした。
この結果は、今後ごみ減量化の啓発活動に活用します。
【冒頭】(3)新型インフルエンザ等対策行動計画の作成について
[健康推進部 健康づくり課]
 この度、三島市域に係る新型インフルエンザ等対策の総合的な推進に関する事項や、本市が実施する対策について、新型インフルエンザ等対策特別措置法第8条の規定により、「三島市新型インフルエンザ等対策行動計画」を作成しました。
 新型インフルエンザ等が発生した場合は、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響をもたらすことが懸念されます。このため、
・ 国及び県の行動計画に基づき、感染拡大を可能な限り抑制し、市民の生命及び健康を保護する事、
・ 市民の生活及び地域経済に及ぼす影響が最小となるようにする事
の2点を主たる目的として、市の取り組むべき主要6項目を定めました。
【冒頭】(4)平成25年度健幸マイレージ実施状況と平成26年度の実施予定について
[健康推進部 健康づくり課 健幸政策室]
 「スマートウエルネスみしま」の一環として実施している健幸マイレージの平成25年度応募総数は、昨年度を大きく上回り、9,959件(応募者数 2,078人)でした。
 3月14日(金)に、健幸マイレージの公開抽選会を行い景品の当選者を決定しました。また、惜しくも既存コースに外れてしまった方を対象に、各協賛店から提供いただいた品をダブルチャンス景品として加え、合計で720人の方が当選いたしました。来年度は、就労世代の参加を拡げるために学校応援コースを追加し、まち歩きアプリ「みしまぁるく」への健幸マイレージ機能の追加を行うなど、さらに内容を充実させ4月15日から実施する予定です。
【冒頭】(5)茶臼山(ちゃうすやま)展望台完成セレモニーと記念イベント「ノルディックウォーキングとたけのこ祭り」の開催について
[産業振興部 農政課]
 4月26日(土)に、茶臼山展望台をオープンします。これを記念して、オープニングセレモニーとイベントが開催されます。(主催 ウォーキング&たけのこ祭り実行委員会 会長 秋元 久則)
 セレモニーは午前10時から、記念イベントの「ノルディックウォーキングとたけのこ祭り」は午前10時から、小沢こざわ公民館周辺を会場として行われます。茶臼山展望台を中心に、コースを散策していただき、ノルディックウォーキングやたけのこ祭りなどのイベントを楽しみながら里山の雰囲気が残る小沢の風情 と 富士山の眺望を、是非満喫してください。当日は、小沢公民館で地場野菜を使用した豚汁の無料配布や記念品のプレゼント、模擬店にて箱根西麓野菜、たけのこご飯などの販売も行ないます。
【冒頭】(6)菰池公園親水施設のオープンについて
[都市整備部 水と緑の課]
 4月20日(日)、大宮町にあります菰池公園に新しく親水施設がオープンします。
 この親水施設は、ガーデンシティみしま推進事業の一環として池の一部を改修し、地下水を利用した噴水施設です。当日は、午前11時よりオープニングセレモニーを開催します。また、地元自治会である大宮町3丁目自治会の主催で菰池フェスティバルが同時開催されます。フェスティバルでは、彫刻家の田中毅(つよし)先生から三島市へ寄贈されました石像「かっぱぼん」の除幕式のほか、餅つき大会、じゃんけん大会、出店など地域を挙げてオープンを盛り上げてくださいます。
【冒頭】(7)三島社会保険病院の名称変更について
[健康推進部 健康づくり課 健幸政策室]
 4月1日より、三島社会保険病院は「三島総合病院」に生まれ変わります。
 これまでの三島社会保険病院の所有者でありました独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(略称RFO)は、年金・健康保険福祉施設の整理を進めることを前提に、暫定的に委託による病院運営を行ってまいりました。来る4月1日、RFOが独立行政法人地域医療機能推進機構(略称JCHO/ジェイコー)に改組される運びとなりました。今後、新機構JCHOは、周産期医療、救急医療をはじめとする地域に必要な医療機能の充実を目指し、直接病院を運営していくこととなります。三島市民の安心のより所としての役割を新生「三島総合病院」がこれまで以上に担っていただけるものと、多いに期待しているところです。
【冒頭】(8)避難所運営基本マニュアルの策定について
[企画部 危機管理課]
 この度、東日本大震災の教訓を生かし、高齢者、障がい者、女性等に配慮した避難所運営を行うため、避難所運営基本マニュアルを策定しました。
 作成にあたり平成24年と、平成25年10月に「女性の視点での防災対策意見交換会」を開催し、女性18人と意見交換を行い、その声を反映させました。特徴としては、
・東日本大震災の教訓を踏まえ、高齢者、障がい者、女性等の災害弱者に配慮した避難所運営を行えるよう定めたことや、
・全ての避難所に、自主防災組織ごとの居住スペース、要配慮者用居住室、女性用更衣室、授乳室などを配置して、レイアウトを策定したこと
などであります。
今後、避難所の防災倉庫に当マニュアルを配備し、運営に必要な消耗品や各種書式、レイアウトの部屋名表示、役員・市職員用のビブス(所属など記したチョッキ)等を備えつけていきます。
【冒頭】(9)新しい「三島市地震防災マップ」と防災に関する市民啓発パンフレットの配布について
[企画部 危機管理課、都市整備部 建築指導課]
 「三島市地震防災マップ」をリニューアルし、広報みしま3月15日号と併せて配布しました。マップのリニューアルの主な点は、静岡県が平成25年6月に公表した「第4次地震被害想定」を踏まえて
・地盤の揺れやすさや地域の危険度、液状化の各マップを見直すと共に、
・災害に対する備えや行動について、絵などで分かりやすく表現しました。
また、広報みしま4月1日号と併せて様々な地震対策に関する市民啓発パンフレット「大切な家族の命は守れます!」を配布します。防災マップなどをご覧いただき、市民の皆様には日頃の防災意識を高め、地震に対する備えをしていただきたいと思います。

主な行事予定

【行事】(1)4月4日(金)入学式における交通安全用品及び防犯用品の贈呈
[環境市民部 地域安全課]
 4月4日(金)、市立北小学校の入学式におきまして新入学児童へ「黄色いヘルメット」、「黄色いワッペン」、「防犯ブザー」などの交通安全用品と防犯用品の贈呈式を行います。当日贈呈する交通安全用品などは、市内14小学校に入学する993人(2月20日現在)全員に贈呈します。また、損害保険付き「黄色いワッペン」の贈呈は、損害保険会社や生命保険会社など4社のご厚意により新一年生が万が一、交通事故にあった場合の対応として、昭和40年から実施されています。新一年生が安全で安心して学校生活が送れるよう地域の皆さんでやさしく見守っていただきたいと思います。
【行事】(2)4月5日(土)・6日(日)第75回 三島みどりまつりの開催について
[都市整備部 水と緑の課 ガーデンシティ推進室]
 4月5日(土)、6日(日)、長伏公園にて恒例の「三島みどりまつり」を開催します。みんなで緑を守り育て安らぎのあるまちづくりを目指す「みどりと花いっぱい運動」の一環として、家庭や地域に自発的な緑化活動の輪を広げていこうと、昭和52年春に開催されて以来、春秋の年2回開催しています。市内外から十数店舗の園芸店等が出店し、数万点もの品々が即売用に展示されます。会場は市内外から1万人以上の来場者で賑います。
【行事】(3)4月6日(日)三島市消防団入退団式の実施について
[消防機関 消防総務課]
 4月6日(日)、南中学校体育館にて消防団の恒例行事であります「平成26年度三島市消防団入退団式」を挙行いたします。新旧の消防団員が一堂に会して、心を新たに強固な団結と一層の士気高揚を図り、消防体制の万全を期することを目的に行います。式典では、水口新消防団長(4月1日付け三島市長より任命)から新入団員などへ辞令交付のほか、退団者への感謝状や記念品贈呈、消防庁長官表彰や日本消防協会長表彰の伝達が行われます。
【行事】(4)4月6日(日)~15日(火)春の全国交通安全運動の実施
[環境市民部 地域安全課]
 4月6日(日)~15日(火)の10日間、春の全国交通安全運動が展開されます。その運動に合わせて、4月4日(金)、午前7時30分から市役所前をはじめとした市内各所で、三島警察署、交通安全関係団体、市議会議員、市職員とともに通勤・通学の自動車・自転車等に対する「事前一斉街頭広報」を実施します。このほか、4月15日(火)、午後4時からイトーヨーカドー三島店駐輪場で、「ピカッと作戦!」及び「飲酒運転根絶広報」などを行います。運動期間中は、三島警察署と協力して、積極的に交通安全を呼びかけます。
【行事】(5)4月6日(日)、13日(日)、26日(土)、29日(火・祝)楽寿園の4月のイベント情報などについて
[産業振興部 楽寿園]
 4月に楽寿園で行われるイベントをご案内します。(1)6日(日)、ポニーや小動物と触れ合うことができる「春の動物ふれあい広場」が開催されます。(2)13日(日)、楽寿園初のイベントとして、ジオや歴史、花のことなどガイドが説明する園内1周のガイドツアーを開催します。(3)26日(土)から29日(火・祝)は、えびね蘭と山野草の展示などを行なう「えびね展」が開催されます。(4)そして、29日(火・祝)の三島市民の日には、楽寿園を無料開放します。当日は園内にてフリーマーケットも開催される予定です。(5)また、4月より楽寿園内の整備、花の植え込み等の活動をするボランティア団体「楽寿園応援隊」を発足します。16日(水)には、メンバー募集の説明会を開催します。市民の皆様には、応援隊の活動にご参加いただき、楽寿園をみんなで盛り上げていただきたいと思います。
【行事】(6)4月10日(木)、11日(金)、18日(金)、24日(木)平成26年度 女性学級開講式について
[教育部 生涯学習課]
 4月10日(木)、三島市中央婦人学級を皮切りに平成26年度の市内各婦人学級や女性学級がスタートします。中央婦人学級は、市内在住の女性の教養向上及び女性リーダーの育成を目的に生涯学習センターで活動します。また、中郷、北上、錦田の各女性学級は、仲間づくりや豊かな地域づくりを推進するために、それぞれの公民館において開講します。女性学級の皆さんには、仲間づくりや様々な学級活動を楽しんでいただきたいと思います。
【行事】(7)4月30日(水)平成26年度 フランシス・ダグラス校訪問団市長表敬訪問
[企画部 秘書課 国際交流室]
 4月30日(水)、三島市役所本館市長応接室において、ニュージーランドの姉妹都市ニュープリマス市からフランシス・ダグラス校の生徒と引率者が市長表敬訪問を行います。同校の訪問団は、3年に一度日本を訪れ、東京、横浜などの首都圏及び長崎、広島、大阪、京都、奈良など西日本各地を見学した後に、三島市を3泊4日の日程で訪れます。三島市滞在中は、学校訪問や施設見学を行い、一般家庭にホームステイをして過ごし、日本の生活文化を体験します。

記者会見配布資料(PDFファイル 2.7MB)