公共施設マネジメントの取り組み(職員研修会の開催)

公共施設マネジメントの取り組みについて

 三島市では、公共施設の更新問題に備え、平成23年度から公共施設の最適化に向けた取り組みを進めており、平成26年4月には建物施設を対象とした「三島市公共施設白書」を作成し、公表いたしました。
 今後は、この施設白書で明らかとなった課題等を踏まえ、長期的な視点に立ち対応方針を検討するため、「(仮称)公共施設保全計画基本方針」や「公共施設等総合管理計画」等を策定し、市の公共施設のあり方や施設運営などについて検討を進めていきます。
 また、平成26年度から、名古屋大学大学院工学研究科の恒川和久准教授にアドバイザーを依頼し、専門家の助言を得ながら公共施設マネジメントを推進していきます。

職員研修会の開催について

 平成26年7月18日に、三島市民生涯学習センターにおいて、市職員を対象とした公共施設マネジメント研修会を開催しました。
 本市のアドバイザーである恒川和久准教授により、「まちづくりとしての公共FM(ファシリティマネジメント)」と題した講演が行われ、市職員80人が公共施設を経営資源として長期に有効活用する「ファシリティマネジメント」について理解を深めました。

[講演要旨]
・公共施設に関わる3つの問題として、(1)施設の急速な老朽化(2)人口の減少と少子化・高齢化(3)厳しい財政状況が挙げられる。
・自治体におけるFM(ファシリティマネジメント)の気運は大きく高まっているが、取り組んでいる自治体はまだ少ない。財政力の低い自治体にこそFMが必要である。
・先人たちが築いてきたモノを適切に評価し、優先的に考えるべきことの見極めが大事である。
・公共施設再配置の方策として、(1)機能集約による総量削減(2)異種用途の複合化、集約化、合築化(3)広域化、国・県・自治体間連携(4)民間への権限移譲、運営委託(5)PFI、PPP等による民間の知恵の導入等が挙げられる。(⇒ ○施設種別を超えて、市民のニーズにあった“器”としての複合的施設で対応 ○特に小学校をコミュニティの核にすべき ○数値化しにくい施設の“場所”や“建築”の価値を見極めることも重要)
・まちの魅力を引き出す施設や場所の力を見極め、何にどのようにお金をかけるべきか客観的に判断することが必要。
・公共FMは新しいまちづくりの第一歩である。同じ市域でも場所によって施設によって状況は異なる。地域や場所の特性を読み解くことが重要である。

三島市公共施設マネジメント「職員研修会」