1 不満率上位5項目に対する今後の取り組み・対応 (平成26年度市民意識調査)

三島市の施策に対する満足(充実)度において、「歩道の整備」(41.9%)、「生活道路の整備」(37.4%)、「バスなどの公共交通の充実」(35.7%)、「にぎわいある商業・商店街づくり」(34.2%)、「三島駅周辺の整備」(33.0%)の5項目が不満率上位となりました。

 この不満率上位5項目に対していただいたご意見・ご要望の中から、特に多かったご意見・ご要望について、市の今後の取り組み・対応を報告します。

(1) 歩道の整備

【ご意見・ご要望】
 歩道の確保ができていない場所があり、また、歩道の段差が多くみられ、歩行者や車椅子、ベビーカー等の通行に支障をきたしています。

【今後の取り組み・対応】
 歩道の整備に関しては、道路拡幅による歩道の設置や現道幅での歩道の改良等、歩行者の視点に立ち、できる限り歩きやすい歩道を整備していきます。また、県道においても、波打歩道や歩道段差解消事業を進めていただいており、今後も要望を続けていきます。

≪具体的な実施≫
 県道三島裾野線の鎧坂から大社前までの間において歩道の波打解消を静岡県が平成25年度から事業を行なっています。

(2) 生活道路の整備

【ご意見・ご要望】
  道路が狭くて危険な個所が多いです。
 
【今後の取り組み・対応】
 生活道路の整備に関しては、地元住民の意見要望を取り入れる中で、できる限り道路拡幅や、側溝・舗装等の改修、そして自動車の速度や通過交通を抑制する歩車共存道の考えを取り入れるなどの方策を取り入れ、誰もが安心して通行できる道路整備を目指します。

≪具体的な実施≫
 市道平田新谷線については清水町境から市道新谷14号線までの間約390mを平成13年度から事業を行なっており、平成27年3月には清水町境から県道三島静浦港線までの間220mを暫定2車線での供用開始予定です。

   市道錦田大場線については平成18年度から事業を行なっており遺伝研坂下の交差点から元御門幼稚園までの間約400mのうち180mを平成23年5月に供用開始しており、引き続き事業を行なっています。

 市道文教町幸原線については、平成18年度から事業を行なっており東レ鎧坂寮北側から、上岩崎公園入口までの間約190mのうち100mを平成26年12月に供用開始予定です。

 歩車共存道としては、現在、市道南町寿町線の寿町から広小路町区間を候補路線として選定し、実施に向けて地域住民とワークショップを開催し、基本計画を策定している段階です。

(3) バスなどの公共交通の充実

【ご意見・ご要望】
 バス路線の拡大、既存路線の便数の増便を希望します。

【今後の取り組み・対応】
 バスをはじめとする地域公共交通の充実を図っていく上で、市民の皆様に公共交通の重要性に対する理解を深めていただき、実際にご利用いただくことが何よりも重要なことでありまして、その上で、持続可能な交通体系を構築していかなければなりません。  
 地域の皆様が、公共交通の必要性に関して地域の課題として共通認識を持っていただき、「地域の生活交通として、どうしてもバス路線が必要」との強い意思のもと、「積極的にバスを利用する」取り組みがあれば、それを行政として後押ししてまいります。

(4) にぎわいある商業・商店街づくり

【ご意見・ご要望】
 商店街をもっと活性化させて、高齢者の方も、若者も、皆が足を運ぶ街になってほしいです。

【今後の取り組み・対応】
 食のフェスティバルや季節感あふれるイベントの開催により、さらに中心市街地へ人を呼び込む仕掛けを作り出します。
 空き店舗を減らし、商店街の連続性を生み出すことで引き続き中心市街地全体の活性化を生みだします。
 また、中心市街地の回遊性を高め、歩行者数を増やすため、スマートウェルネス、ガーデンシティみしまプロジェクトなどと連携した商店街づくりを行います。
 さらに、商業者各々が魅力ある店舗にむけ経営革新を行い活性化につなげるため、みしま経営ステーション(M-ステ)などの積極的な活用を促し、創業から事業継承まで、中心市街地の店舗を保ち続ける経営を支援することにより、店舗数や販売額を保つ援助を行います。

≪具体的な実施≫
○中心市街地での回遊性を高める主だったイベント開催状況
平成26年5月3日         春の大通りまつり
平成26年5月31日~6月1日   全国花のまちづくり三島大会・みしま花街フェア
平成26年8月15日~17日    みしま夏まつり
平成26年10月18日       三島バル
平成26年10月26日       ハロウィンパレード
平成26年11月3日        秋の大通りまつり
平成26年11月23日       みしまフードフェスティバル
平成26年12月中旬(~1ヶ月間)  あかりの回廊

○空き店舗対策 
 三島市空き店舗対策事業補助金の実施により、中心市街地の空き店舗の減少と商店街の連続性を保持。

○みしま経営ステーション(M-ステ) 専門アドバイザー窓口、融資相談DAYなど相談窓口業務の強化
 創業から事業継承まで具体的な相談業務とサポートの実施

○経営革新計画の推進
 経営革新計画補助金の実施。意欲的な個店や商工業者に対し経営革新を支援。

(5) 三島駅周辺の整備

【ご意見・ご要望】
 三島駅南口(東・西街区)の再開発を進めてください。また、三島駅南北自由通路を整備してください。

【今後の取り組み・対応】
 平成24年3月に策定した「三島駅周辺グランドデザイン」において、三島駅周辺のビジョンを「地域資源を活かし、高次都市機能を備えたフロント(先導的、先端的)エリア」と定めています。
 「“健幸”都市みしま」、「庭園都市みしま」を具現化する拠点、広域交流の拠点としていくため、三島駅南口再開発事業、南北自由通路推進事業になお一層取り組んでいきます。

○再開発事業
東街区:スマートウエルネスシティのフロントとして、広域健康医療拠点にふさわしい高次都市機能を備えた施設整備を推進していきます。

西街区:東街区と相互に補完し合うガーデンシティのフロントとして、広域観光情報発信拠点にふさわしい施設整備を推進していきます。

○南北自由通路
 三島駅南北のアクセス向上に向けたJR東海との協議を更に促進するとともに、市民等の賛同を得る中で、交通政策の観点も含め、新たな施設整備などの研究を進めています。