三島市廃棄物処理対策審議会から市長への答申について

平成28年11月15日(火)、市役所市長応接室において、三島市廃棄物処理対策審議会から「資源物の持ち去り禁止に関する条項の制定」について答申がありました。
 市では今後、答申内容を踏まえ、条例等に規定する内容を検討し、関係機関との協議を経て、市議会に条例改正案を提出する予定です。

持ち去り行為の現状

(1)近年、市民が分別し地域のごみ集積所に排出した資源物を、換金等を目的に無断で持ち去る行為が全国的に発生し社会問題となっており、本市においても市民から通報が寄せられています。
(2)資源物以外の廃棄物についても、持ち去り行為による個人情報の不正取得やプライバシーの侵害、また、持ち去った廃棄物の貯め込みによるごみ屋敷化といった問題が発生しています。

持ち去り行為の問題点

(1)廃棄物の適正処理における問題
ごみ集積所から持ち去られた廃棄物は、その後、適正に処理されているのか確認ができず、一部は不法投棄されている可能性もあります。
(2)ごみ処理費用の問題
市が収集した廃棄物のうち資源物は、中間処理を行うなどして売り払い、その収入を廃棄物処理費用に充てていますが、資源物が持ち去られれば、その収入が減り、その分市民の負担が増えます。
(3)市民の分別意識の問題
持ち去り行為の発生により、市民のごみ分別意識を低下させ、ごみの減量と資源化を後退させてしまう恐れがあります。
(4)市民の安全の問題
市民が廃棄物の持ち去り行為を発見し、それを注意しても、相手から暴言を吐かれたり、脅されたりすることがあります。

答申内容

廃棄物処理対策審議会答申(H28.11.15)
資源物の持ち去り行為を禁止するための有効な対策手段として、三島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正し、ごみ集積所から資源物を持ち去る行為を禁止する以下の規定を追加すべきである。
(1)資源物の収集運搬の禁止及び禁止命令
(2)禁止命令に違反した者の公表
(3)禁止命令に違反した者への罰則
また、施行時期については、条例改正等の必要な手続きを行い、速やかに施行することが適当である。

【付帯意見】
(1)持ち去り禁止の対象とする廃棄物については、ごみ集積所に排出される一般廃棄物全てを対象とすべきである。
(2)持ち去り禁止及び罰則等の周知徹底を図るとともに、集積所の監視パトロール等を強化すべきである。

◆「答申書」はこちらをご覧ください。

審議会の構成

委員15名(知識経験を有する者2名、市内の各種団体等を代表する者13名)

審議経過

平成28年3月17日(木) 諮問・第1回審議会
【内容】制定の目的や効果、制定方法、制定する条項の内容、他市町の条例で規定している内容等を審議
平成28年6月30日(木) 第2回審議会
【内容】制定の目的や効果、制定方法、制定する条項の内容、他市町の条例で規定している内容等を審議
平成28年8月10日(水)~平成28年9月9日(金) パブリックコメント
【内容】ごみ集積所からの一般廃棄物の持ち去り禁止(三島市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正)について意見募集
平成28年10月26日(水) 第3回審議会
【内容】パブリックコメントの結果、答申内容、制定する条項の内容等を審議
平成28年11月15日(火) 答申