「内陸のフロンティア」を拓く取組に係る三島市の事業計画

『安全・安心で魅力ある“ふじのくに”の実現』を目指し、静岡県が平成39年までの15年構想で推し進める「内陸のフロンティア」を拓く取組の概要と、その先導的役割を果たす地域における取組として県から推進区域の指定を受けている三島市の事業計画(7事業)の概要を紹介します。

【「内陸のフロンティア」を拓く取組の概要について】

内陸フロンティアロゴ

[有事(=南海トラフの大地震・津波等)に備える必要性]
 平成23年3月11日の東日本大震災は、死者行方不明者数約2万人に上る未曾有の災害となり、国民に大きな衝撃を与えました。
 また、平成24年8月29日に内閣府が発表した本県の南海トラフ巨大地震の被害は、人的被害が約11万人、津波等による全壊が約32万棟と驚くべき内容でした。
 このように深刻な事態が想定されている現在、防災・減災の地域づくりに取り組むことは、喫緊の課題であり、国家的使命でもあります。

[防災・減災のために「内陸のフロンティア」を拓く]
 「内陸のフロンティア」を拓く取組の構想は、首都圏と中京・関西圏を結ぶ日本の大動脈の安全性を確保するものであり、内陸・高台部には、津波の心配のない先進地域として、自然を享受できる居住環境、国土づくり、農芸都市(ガーデンシティ)の形成を図る一方で、沿岸・都市部には、防災・減災対策を進め、都市の利便性を失うことなく、一層の安全性を高め、水と緑にあふれた都市の再生を図り、両方の地域が、それぞれのポテンシャル=「場の力」を生かすことによって、均衡のとれた経済社会を形成する「東日本大震災の復興のモデル」となることを目指すものです。


「内陸のフロンティア」を拓く取組に係る静岡県のホームページはこちらをご覧ください。
「内陸のフロンティア」を拓く取組に係る静岡県のホームページ

【三島市の事業計画の概要について】

[計画期間] 平成25年~29年の5か年計画

 市では、東名・新東名高速道路に直結している東駿河湾環状道路が、市内を通り、平成26年3月までに伊豆中央道に接続することから、その沿線地域を沿岸・都市部からの移転を希望する企業や住民の受け皿として活用し、防災・減災機能の充実を最優先に、美しさと品格のある内陸部の発展を図っていくため、平成29年度までの5年間での事業完了を目指し、以下の7事業を計画しました。

[1.農業・観光関連施設集積事業] 事業完了
  箱根西麓三島大吊橋の隣接地へのアンテナショップ等の誘致、農商工連携

[2.三ツ谷地区新たな産業拠点整備事業] 平成30年秋 造成工事完了予定
  沿岸・都市部に立地する企業の移転や事業の集約を行う企業に対応するための新工業・物流団地の造成

[3.三島玉沢インターチェンジ周辺医療・健康関連産業等集積事業]
  三島総合病院、静岡県総合健康センターが立地する三島玉沢インターに近接する市有地を含む周辺用地に新たな健康・福祉・医療関連施設の誘致

[4.高規格幹線道路を生かした安心・安全のまちづくり促進事業]
  大場・函南インター周辺地域に流通業務施設等を誘致し複合交流拠点

[5.ゆとりある田園居住区整備促進事業] 大場地区、市山新田地区 平成29年秋 造成工事完了予定 
  三島塚原インター、大場・函南インター近接地域に「優良田園住宅の建設の促進に関する法律」に基づく自然と調和のとれたゆとりある住まいづくりの促進

[6.北沢地区豊かな暮らし空間創生住宅整備事業] 事業完了
  北沢地区に多様な価値観やライフスタイルと自然が調和したゆとりある居住空間の整備

[7.三島塚原IC周辺ゆとりある田園居住区整備促進事業]
  三島塚原インター至近地域に「優良田園住宅の建設の促進に関する法律」に基づく自然と調和のとれたゆとりある住宅団地の整備