文芸三島第39号 表彰式

文芸三島
 「文芸三島」は毎年6月1日~7月31日の期間で作品を募集し、応募作品の中から各部門ごとに「文芸三島賞」1本(※)と、「文芸三島奨励賞」が数本選ばれます。
 平成28年度は第39号の発行日翌日の12月15日に三島市民生涯学習センターにて入賞者の表彰式が開催されました。

 ※部門により該当なしの場合あり

文芸三島賞 受賞者コメント

随筆部門 水口 真 さん
 三回目の文芸三島賞受賞ということで、たいへん驚いています。まずは評価してくださった関係者の皆様に、感謝申し上げます。
 もっとも今回も受賞の要因は、私が関わった事実(人物)そのもののインパクトでしょう。けして文章力が優れていたわけではないと考えています。
 いつの日か日常のささいな出来事を、しっとり落ち着いた言葉で表現したいもの。その日まで、ずっと書き続けようと思っています。私は、文芸三島の「門下生」です。

詩部門 遠藤 ともみ さん
 初めての応募で最高の賞をいただくことが出来て、とても嬉しく思っています。この詩は祖母への、ありったけの愛情を込めて書きました。私は実際には祖母への鰻丼を作ることは出来ませんでした。詩の中で夢が叶って満足しています。老いること、出来なくなってしまったことを嘆くのではなく、ただあるがままを受け入れて、そっくりそのまま愛せば良い。私はそう思っています。大切な人、大好きな人が傍に居てくれる、手を握ることが出来る。それだけで幸せだと思いませんか?最後に読んで下さった皆様、ありがとうございます。

俳句部門 小川 和子 さん
 此の度文芸三島賞を戴きまして感無量でございます。思い起こせば、平成十年に三島市生涯学習婦人学級の俳句グループに入会し、翌年より「文芸三島」に投句を始めました。以来十八年、十八冊の「文芸三島」が手元に有ります。今読み返しても稚拙で恥ずかしい句ばかりですが、当時はそれなりに一生県命に作句しました。懐かしむと共にいとおしい気持ちになります。かつて三島市には著名な文人達ご尽力によって「文芸三島」が立ち上がったと伺っています。その先達の方々の足許に少しでも近づけます様精進してまいりたいと思っております。

川柳部門 木村 睦美 さん
 頭の体操目的で、参加させて頂いた川柳教室ですが、丁度一年がたちました。何もわからないまま、ただただ五七五で言葉を並べるだけでした。 仲間の作る一句一句に感心し、毎日の生活の中に川柳が入り込む様になり、常にメモ帳を持ち歩く事になりました。今回三島文芸賞を頂き、今までは軽い気持ちで作っていましたが、もう少し自分を磨き、賞に恥じないように楽しんでいきたいと思います。本人が一番ビックリしているところです。

はめ字文部門 柳田 茂信 さん
 兵庫県神戸市に住んでいますが、思わぬご縁から、はめ字文(その頃は、はめ字遊びと云う名称でした)に誘っていただいたことで、三島市とのつながりができました。
 この度は「文芸三島賞」に選んでいただきありがとうございました。
高度成長期以降の世代が多数占めるか、かつて日本が戦争をして多数の命が失われたことが、フィクションとして扱われそうな時代になってきました。戦争中の学童疎開、敗戦後の焼けあと生活を経験した世代の一人としての思いが、今回のこの作品です。