豆やナッツ類は、喉に詰まりやすいので気を付けて!

幼い子どもにとっては、豆やナッツ類はリスクのある食べ物です。事故件数は少ないものの、一度起こると入院を要するケースが多く大変危険です。

豆やナッツ類による事故事例

■豆まきをした後に、床に落ちた豆を拾って食べていた子どもがむせ込み、呼吸器障害の症状が出た。(1歳)
■節分の残りの大豆を食べた後からぜいぜいし始め、夜も眠れなかったため、救急車を呼んだ。全身麻酔で気管支鏡検査を行い、気管支に詰まっていた大豆の破片を除去した。5日間入院。(1歳)
■ピーナッツを食べた直後にむせて、強い咳が続き、顔色が悪くなった。来院時は呼吸困難な状況で、胸部CTと気管支鏡検査を行い、ピーナッツを除去した。(3歳)
■親が小さく砕いたアーモンドを与えていたところ、突然むせ込んだ。その後、咳と高熱が数日続き、状態が安定しないため、気道異物の疑いで入院した。(1歳)
■子どもがピーナッツの豆菓子をいじっていたので取り上げたが、30分しないうちにせき込みだした。夜寝かせている時もぜいぜいし、気道異物の治療のため4日間入院した。(1歳)

誤嚥事故防止のための注意ポイント

豆やナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう!

・個人差はありますが、3歳未満の子どもは、食べ物を噛み砕く力や飲み込む力の発達が十分ではないことが多いです。
・兄姉が食べていても、3歳未満の子には食べさせないようにしてください。

豆やナッツ類は、小さく砕いても危険です!

・豆やナッツ類の破片は、気道の中で水分を含み膨張して形状が変わるため、窒息のリスクとなります。
・小さな破片は細い気道に入り込みやすく、体温等で豆やナッツ類の油分が溶け出して、気管支炎や肺炎を引き起こすこともあります。

年齢を問わず、誤嚥しやすい食品は、良い姿勢でよく噛んで食べるようにしましょう。

・遊びながら、歩きながら、寝転んだこままなどの食べ方は誤嚥の危険性があります。

節分の豆まきをした後は、子どもが拾って食べないように、片付けを徹底しましょう。


豆やナッツ類がのどに詰まった時は、子どもの口の中に指を入れて異物をかき出さないでください!

・指の動きで口腔内が傷ついたり、異物を押し込んで症状を悪化させる可能性があります。