三島市上水道の口径別使用状況の推移及び今後の需要増加対策について

今後の水道事業経営の参考にすべく、過去10年間の水需要の推移を口径別に分析しました。

三島市の水道事業の現況

 三島市の水道事業は、人口減少、少子高齢社会の進行、生活様式の多様化、節水意識の高まりや節水機器の普及などにより、水需要が年々減少し、平成27年度には給水収益のピークであった平成7年度と比較し、2億7,500万円減少(19.6%減少)し、平成26、27年度と連続して赤字決算となるなど非常に厳しい経営状況が続いています。

これまで考えられてきた水需要減少要因

1 節水機器(トイレ、洗濯機、食洗器等)の普及
2 マンション・アパート等集合住宅の増加(庭の散水、洗車機会の減少)
3 少子高齢社会の進行(生産年齢人口の減少)
4 人口減少(自然減+社会減:平成17年から、自然減:平成22年から)

今回判明した減少要因

1 大規模事業所の市外流出への影響(製造品出荷額の減少にも大きく影響)
2 アパートなど賃貸住宅の単身居住者の使用量の減少(独居高齢者や未婚者の増加、晩婚化、ライフスタイルの変化)
3 一般世帯の需要の減少は緩やか(但し、契約件数の約9割を占めるため影響は大)、事業所の使用料減少が顕著

口径別水量分析(別表)はこちら(PDFファイル)

水道事業から見た需要増加に向けた対応策

1 企業誘致による水需要の拡大(製造業、非製造業を問わず)
2 独身男女の結婚(婚活推進による単身世帯の減少)
3 移住・定住策の推進(空き家対策を含む)
  ~本市の主要施策の推進が、水需要の増加に直結する。