今後の少量排出事業者制度の在り方に関する説明会を開催しました

三島市における事業系ごみ(一般廃棄物に限る)の処理方法の1つである「少量排出事業者制度」について、法の趣旨に即していないなどの幾つかの問題点があるため、市の諮問機関である三島市廃棄物処理対策審議会から制度を改正するよう答申がありました。
 今後市では、答申内容を踏まえ、制度改正に向けた手続きを実施していきますが、制度改正を行う前に市民や事業者の皆さまに対し、今後の少量排出事業者制度の在り方に関する説明会を開催しました。

現行制度の内容

 事業活動に伴い事務所や工場、店舗等から出る事業系ごみは、事業者自らの責任において適正に処理するよう、廃棄物処理法で定められていますが、三島市では、1回のごみ排出量(一般廃棄物に限る)が10kg以下の事業者(個人商店等を含む)は、自治会長や町内会長の承認を得た上で市に届出書を提出すれば、ごみ処理費用の上乗せが無い市指定の家庭用ごみ袋を使用して地域の集積所にごみを排出することができ、市による収集・運搬・処分によりごみを処理することができます。

現行制度の問題点

 三島市の少量排出事業者制度は制定から20年以上が経過し以下の問題を抱えています。
(1)法で定める「事業者自らの責任による事業系ごみの適正処理」に即していないこと。
(2)ごみ処理手数料の上乗せの無い市指定の家庭用ごみ袋で排出できるため、ごみ減量に向けた経済的動機付けが働かず、三島市のごみ処理量が多い一因となっていること。
(3)少量排出事業者と清掃センターに直接ごみを持ち込み手数料を納めている事業者との間で、費用負担の面で公平性を欠く状況にあること。
(4)県内で三島市だけがこの制度を採用していること。

審議会からの答申内容

 知識経験を有する者や市内の各種団体の代表者15名で組織される「三島市廃棄物処理対策審議会」に今後の制度の在り方について諮問したところ、約1年間(全4回)にわたる審議を経て、平成29年3月27日に現行制度を改正するよう答申がありました。

【答申内容(抜粋)】
・ごみ処理費用を上乗せした事業者用ごみ袋等での排出を義務づけた上で、地域の集積所にごみを排出できる制度を継続するよう、制度を改正すべきである。(金額 20L袋…1枚40円 30L袋…1枚60円 45L袋…1枚90円)
・制度改正の時期については、十分な周知活動を行った上で、平成30年4月1日の施行を目途に条例改正等の手続きを進めることが適当である。

説明会の開催結果

<時期> 平成29年7月26日~9月4日
<会場> 社会福祉会館、北上文化プラザ、錦田公民館、中郷文化プラザ
<回数> 計16回(各会場、午前1回、午後1回、夜間2回)

<参加者> 合計408名 
・社会福祉会館…自治会16名 環境美化推進員19名 事業者100名 一般2名 計137名
・北上文化プラザ…自治会14名 環境美化推進員18名 事業者39名 一般1名 計72名
・錦田公民館…自治会9名 環境美化推進員14名 事業者46名 一般2名 計71名
・中郷文化プラザ…自治会10名 環境美化推進員17名 事業者99名 一般2名 計128名

<説明内容>
(1)三島市のごみ処理の現状と課題
(2)事業系ごみの処理方法
(3)少量排出事業者制度の在り方と問題点
(4)審議会の答申内容と今後の予定
(5)ごみ減量のお願い
※説明会資料はこちらをご覧ください。

<質問・意見>
・予定している改正内容への不満や異論…0件
・予定している改正内容に関する質問・意見…29件
・現在の制度に関する不満や異論…1件
・事業系ごみの処理方法に関する質問・意見…16件
・今回の改正内容以外のごみの減量や資源化などに対する質問・意見…18件
※詳細はこちらをご覧ください。

今後の予定

市では、審議会からの答申内容を踏まえ、平成30年4月1日からの制度改正を目途に、市議会11月定例会に条例改正案を提出する予定です。
結果については、広報みしまや商工会議所の情報誌等を通じ広く周知を図るとともに、事業者や自治会(町内会)の皆さまに対しては、再度説明会を開催するか、又は書面により個別に通知をさせていただきます。