平成29年10月1日に水道料金を改定しました

これからも三島市の誇りである安全安心な水道水を将来にわたり安定的に供給していくため、昭和57年4月1日以来35年ぶりに、水道料金を基本料金・従量料金ともに一律34.28%引き上げる改定を行いました。

平成29年10月1日からの水道料金・下水道使用料早見表

Q:なぜ水道料金を改定することになったのですか。

供給単価と給水原価の推移

水道事業の経営主体は、原則、市町村が経営し、市民の皆さんからいただく料金収入で経営することが法律で定められています。現在の市の水道事業には市税を投入することなく、経営しています。

また、これまで県内の市の中でトップクラスの安価な料金を維持してきており、現在は一般家庭で2ヶ月間40㎥を使用したケースで比較しますと県内23市の中で一番安い料金となっています。

しかし、トイレ、洗濯機、食器洗い器などの節水機器の普及やライフスタイルの変化により、平成7年度から続く水需要の毎年の減少に伴う料金収入の減少や平成19年度以降は、平成22年度を除き、供給単価(1㎥当たりの平均販売価格)が給水原価(1㎥当たりの製造原価)を下回る「原価割れ」の状態となっていました。

水道料金収入と人口の推移


この経営状況が長く続き、近年は水道料金収入のみでは給水するための費用をすべて賄えない状態で、加入金などの他の収入や企業債の借入、積立金の取崩しなどによって施設の更新や耐震化など必要な事業を進めてきました。

また、現行の水道料金では、水道事業維持することが困難なだけではなく、南海トラフ巨大地震の発生など大規模災害に備えた施設整備を進めるだけの利益の確保ができません。

三島市内の水道管路の老朽管率(設置から40年以上経過した管の割合)は、33%で県内23市中21番目と3番目に管路更新が遅れています。

Q:経営努力をしてきたのですか。

これまで、市が直接行う工事を廃止し、市内工事店による工事への移行、市の水道関連部署統合、民間委託の推進などによる職員の削減、遊休不動産の売却、低コストの施工方法による管路工事の発注により、コスト縮減に努めてきましたが、現在の料金体系では、水道事業の黒字を維持しながら、老朽管の更新や水道施設の耐震工事を行うことは極めて困難となっていることから、今回の料金改定となりました。

Q:どのようにして水道料金の改定は決まったのですか。

市の条例に基づき市議会議員、学識経験者、利用者で構成される「三島市水道事業審議会」に、市長が「水道料金の改定」について諮問を行い、6回にわたる審議を経て、平成28年12月21日に「現行料金を維持したまま、今後の水需要予測による黒字経営は極めて困難であり、また、市民生活に不可欠な管路及び施設の維持・管理に支障をきたすことになる。本市の管路整備は県内他市と比較し遅れを取っており、「三島市水道ビジョン(改訂版)」に基づく管路及び施設整備計画の実施には更なる資金需要が見込まれ、料金改定が不可避であるとの結論に達し平均34.28%の引き上げが妥当である」との答申を受けました。

この答申を基に市長が判断し、市議会平成29年2月定例会での審議を経て料金改定が決定しました。

Q:新料金はどうなるのですか。

一般的な家庭の2ヶ月の平均使用量は、38㎥(口径20mmの契約)です。
この場合、改定前は3,020円でしたが、改定後は4,060円となり。1,040円(月額520円)の改定となります。

詳しくは以下の表のとおりとなります。

改定後の料金表(消費税込)
基本料金(2ヶ月につき) 従量料金(1立方メートルにつき)
口径 使用水量 料金 使用水量 料金
13ミリから25ミリメートルまで 20立方メートルまで 1,846円80銭(1,270円) 20立方メートルを超え40立方メートルまで 123円12銭(85円)
30ミリから50ミリメートルまで 20立方メートルまで 2,905円20銭(2,000円) 40立方メートルを超え100立方メートルまで 138円24銭(95円)
75ミリメートル以上 20立方メートルまで 10,335円60銭(7,130円) 100立方メートルを超え200立方メートルまで 144円72銭(100円)
200立方メートルを超える分 152円28銭(105円)
※(  )内は、以前の料金(税抜きの本体料金)となります。


改正後の県内順位

Q:今後どのような経営改善策をしていくのですか。

水道料金等について、市民代表が審議する「水道事業審議会」をこれまでは市長が諮問した場合に開催していましたが、4月からは毎年開催することに改め、水道の経営や施設の状況を市民代表によるチェックや経営改善ができるようにしました。

また、更なる民間委託の推進による経営の効率化を図り、今後40年間の施設や管路の整備計画を29年度末までに策定して、人口減少や少子高齢社会を見据えた効率が高く、適切な規模の施設整備や長寿命化などの対策を行っていきます。

水道料金改定の案内ちらし

家主の方が借家人の方などに説明する場合等にご利用ください。
A4版はこちら
 水道料金改定案内ちらしA4版(PDFファイル)


新聞折り込み版(25.7cm×38.7cm)はこちら
 水道料金改定案内ちらし新聞折り込み版(PDFファイル)