『少量排出事業者に係るごみ集積所利用制度の在り方に関する方針』を制定しました

三島市における事業系ごみ(一般廃棄物に限る)の処理方法の1つである「少量排出事業者制度」について、法の趣旨に即していないなどの幾つかの問題点があるため、市の諮問機関である三島市廃棄物処理対策審議会から制度を改正するよう答申がありましたが、この度、本答申内容や7月~9月にかけ実施した説明会の結果を踏まえ、市の方針を定めましたのでお知らせします。

現行制度の内容

 事業活動に伴い事務所や工場、店舗等から出る事業系ごみは、事業者自らの責任において適正に処理するよう、廃棄物処理法で定められていますが、三島市では、1回のごみ排出量(一般廃棄物に限る)が10kg以下の事業者(個人商店等を含む)は、自治会長や町内会長の承認を得た上で市に届出書を提出すれば、ごみ処理費用の上乗せが無い市指定の家庭用ごみ袋を使用して地域の集積所にごみを排出することができ、市による収集・運搬・処分によりごみを処理することができます。

現行制度の問題点

 三島市の少量排出事業者制度は制定から20年以上が経過し以下の問題を抱えています。
(1)法で定める「事業者自らの責任による事業系ごみの適正処理」に即していないこと。
(2)ごみ処理手数料の上乗せの無い市指定の家庭用ごみ袋で排出できるため、ごみ減量に向けた経済的動機付けが働かず、三島市のごみ処理量が多い一因となっていること。
(3)少量排出事業者と清掃センターに直接ごみを持ち込み手数料を納めている事業者との間で、費用負担の面で公平性を欠く状況にあること。
(4)県内で三島市だけがこの制度を採用していること。

審議会からの答申内容

 知識経験を有する者や市内の各種団体の代表者15名で組織される「三島市廃棄物処理対策審議会」に今後の制度の在り方について諮問したところ、約1年間(全4回)にわたる審議を経て、平成29年3月27日に現行制度を改正するよう答申がありました。

【答申内容(抜粋)】
・ごみ処理費用を上乗せした事業者用ごみ袋等での排出を義務づけた上で、地域の集積所にごみを排出できる制度を継続するよう、制度を改正すべきである。(金額 20L袋…1枚40円 30L袋…1枚60円 45L袋…1枚90円)
・制度改正の時期については、十分な周知活動を行った上で、平成30年4月1日の施行を目途に条例改正等の手続きを進めることが適当である。

市の方針(概要)

(1)少量排出事業者制度の在り方
 少量排出事業者がごみ集積所を利用できる制度は継続するが、ごみ処理手数料を上乗せした事業系ごみ袋等で排出する方法を採用する。
 ただし、制度改正にあたっては、改正後の制度の内容、事業系ごみ袋等使用の義務及び事業系ごみの適正区分や適正処理の周知を図るとともに、無届け事業者や不適正排出事業者等への対策強化も図る。

(2)ごみ処理手数料の金額設定
 20リットル袋…40円/枚  30リットル袋…60円/枚  45リットル袋…90円/枚

(3)手数料収入の使途
 収集費や清掃センター管理費に充てる外、制度の周知啓発や無届け事業者対策・不適正排出事業者対策に充てることにより、更なる事業系ごみの削減と適正処理を推進する。

(4)制度改正の時期
 説明会の開催等により十分な周知活動を行った上で、平成30年4月1日の施行を目途に条例改正等の手続きを進める。またその際は、十分な周知を図る上で、制度改正後の届出書提出に係る施行時期を平成30年4月1日とし、事業系ごみ袋等での排出に係る施行時期を同年10月1日にする等の対応も考慮する。

※詳しくは、こちら「少量排出事業者に係るごみ集積所利用制度の在り方に関する方針」をご覧ください。

今後のスケジュール

 市議会11月定例会に条例改正に係る議案を提出します。