住宅用太陽光発電システムの事故防止に関する注意喚起について

消費者安全調査委員会において、「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」に係る事故等原因調査の報告書がとりまとめられ、消費者への周知に関する意見が提出されました。こうした意見を踏まえ、住宅用太陽光発電システムを使用している方を始めとして消費者への注意点をまとめましたので、お知らせします。

住宅用太陽光発電システムの設置形態

住宅用太陽光発電システムのモジュールの設置形態は、以下の4つに分類されており、それぞれ火災発生のリスクが異なります。自分が利用している住宅用太陽光発電システムのモジュールの設置形態が分からない場合は、製造業者や住宅・建築業者に問い合わせて確認しましょう。

「屋根置き型」「鋼板等敷設型」

「屋根置き型」…住宅の屋根材(瓦、スレート、金属屋根等)の上に架台を取り付け、モジュールを設置するタイプ
「鋼板等敷設型」…屋根材にモジュールが組み込まれているものや、屋根全体にモジュールが設置されているもので、モジュール直下のルーフィング(可燃物)表面に、鋼板等の不燃材料を敷設するタイプ

「屋根置き型」「鋼板等敷設型」
モジュール及びケーブルとルーフィング(可燃物)の間は、屋根材や鋼板等に遮られているため、調査委員会の調査対象において、野地坂(可燃物)へ延焼した火災事故等は発生していません。

「鋼板等付帯型」「鋼板等なし型」

「鋼板等付帯型」…裏面に鋼板等の不燃材料を付帯したモジュールをルーフィング(可燃物)上に直接設置するタイプ。
モジュール下へのケーブルの挟み込み等の原因により、ケーブルが発火した場合にはルーフィング(可燃物)及び野地坂(可燃物)へ延焼する可能性が考えられます。
◆ケーブルの挟み込み等を防ぎ、またルーフィング(可燃物)上にケーブルを可能な限り敷かないような構造に変更することで火災発生のリスクを軽減することができます。

「鋼板等なし型」…裏面に鋼板がないモジュールをルーフィング上(可燃物)に設置するタイプ。 モジュール及びケーブルとルーフィング(可燃物)との間に遮る物がないため、モジュール又はケーブルが発火した場合、野地坂(可燃物)へ延焼する可能性が考えられます。
◆モジュール及びケーブルが発火した場合にルーフィング(可燃物)及び野地坂(可燃物)へ延焼する可能性が考えられるため、「屋根置き型」又は「鋼板等敷設型」へ変更することで、火災発生のリスクを低減することができます。

消費者庁ホームページ➡住宅用太陽光発電システムの事故防止に関する注意喚起

売電する際の注意点

住宅用太陽光発電システムを利用して売電を行う場合には、事業者として点検等の義務も併せて負う必要があります。