日常生活での高齢者の転倒・転落!見守る側ができる事

~みんなで知ろう、防ごう、高齢者の事故~ 転倒・転落事故は、高齢者本人だけではなく、家族や親戚の方、近隣・地域の方など高齢者の身近にいる方々が意識することで防ぐことができます。

「10月10日は転倒予防の日」

 高齢者の転倒は、大腿部骨折や頭部外傷等の重大な障害を招き、これが原因で寝たきりや要介護状態になるほか、死に至ることもあり、高齢者本人や家族にとって負担が増すことにもなりかねません。
誰しも年をとり、若いときと比べて身体の機能は低下していきます。転倒を防ぐには、食事や運動で筋肉や骨などの機能を維持することに加え、仕事や家事、趣味、地域活動など、ふだんの暮らしの中で頭を動かし、身体を動かし、心を動かすことが大切です。
 また、高齢者の転倒の多くは家庭内で起きているため、家族の協力で転倒予防をしていくことは大切です。

生活環境を確認

 高齢者の生活環境を確認し、段差など高齢者にとって危険となる箇所を減らしたり、転倒しても大ケガに至らない工夫をしたりしておきましょう。
(対策)
・部屋の入口などの段差には段差解消用スロープ板を取り付ける。
・階段には手すり。
・足元が見えづらい場所には明るい照明器具を増やす。
・床や階段につまづきそうなものや引っ掛かりやすいカーペット、マットを置かない 等

身体の状態を確認

 加齢による身体機能の低下、転倒につながりやすい特定の疾患、薬の副作用による転倒の可能性など、高齢者の身体の状態について確認しておきましょう。

事故時の対処方法を確認

 家族などの周りの人は、万が一事故が発生したときに、迅速に対処ができるよう、事前に対処方法を確認しておきましょう。

状況をよく観察しましょう   慌てて起こそうとせず、「痛いところはないですか?」と声かけをして、意識があるかを確認し、痛がる部分に腫れや変形などの異常がないか、顔面蒼白になっていないか、冷や汗が出ていないかなどを確認しましょう。
救急車を呼ぶか判断を迷ったら   意識がない、呼吸がない、明らかに異常がある場合には、迷わず119番で救急車を呼びます。救急車を呼ぶか判断に困った場合には、アドバイスを受けるため、かかりつけ医に連絡を取るか、#7119等の救急電話相談をご利用ください。
時間がたってから異常が出る場合もあります   転倒・転落直後は問題がない場合でも、時間がたってから異常が出てくる場合があります。転倒後に立ち上がれるようになっても、ふだんと違って歩き方がおかしくないか、話すときに舌にもつれがないかなどを周囲の人が気にかけるようにし、少しでも気になったら病院を受診するようにしましょう。

消費者庁→高齢者の転倒・転落事故の啓発

高齢者事故の発生しやすい場所→高齢者の転倒・転落事故、こんなところで起きています