リチウムイオンバッテリー搭載製品の事故が多発しています。

様々な製品に搭載されており、便利な世の中を支えているリチウムイオンバッテリーですが、モバイルバッテリーを筆頭に、リチウムイオンバッテリーを搭載した製品の事故が多発しています。正しい使い方を把握し、事故を未然に防ぎましょう!

事例1

スマートフォンをかばんに入れていたところ、バッテリーパックが発熱及び発煙し、かばんの中を焼損した。

➡スマートフォンのバッテリーパックにへこみがあり、周囲の樹脂部品に傷があることから、外から力が加わったため、内部ショートが生じて異常発熱し、焼損したものと考えられる。なお、取扱説明書には「分解しない。無理な力や強い衝撃を与えない。発熱・発火の原因になる。」旨、記載されている。

【注意事項】  リチウムイオンバッテリーは外部からの衝撃が加わり、へこむなどすると内部ショートを起こし、発煙や発火につながります。リチウムイオンバッテリー搭載製品は小型のものも多く、ポケットに入れたまま座って体の下敷きにしたり、手を滑らせて落下させたりなどして、外部からの衝撃が加わると異常発熱などにつながるおそれがあります。リチウムイオンバッテリー搭載製品をかばんなどに入れて持ち運ぶ際にも衝撃が加わらないように注意してください。

事例2

異音がしたため確認すると、モバイルバッテリーが発火し、周辺を焼損する火災が発生していた。

➡モバイルバッテリーの搭載されていたセルに金属片の混入や電極板の不良などの不具合品が混入していたため、内部ショートが生じて異常発熱し、焼損したものと考えられる。なお、2016年11月からリコール情報を把握していたかは不明である。

【注意事項】  お手持ちのリチウムイオンバッテリー搭載製品がリコール対象製品かを確認しましょう。お持ちの製品の「事業者名」+「リコール」などでWeb検索をかけて確認ができます。

モバイルバッテリーは購入時にPSEマークを確認しましょう!

モバイルバッテリーが電気用品安全法の規制対象になりました。

これまで電気用品安全法の規制対象外とされていたモバイルバッテリーが、新たに規制対象として扱われることになりました。 2019年2月1日以降、モバイルバッテリーは、リチウムイオン蓄電池の技術基準に適合し、PSEマークが表示されているものでなければ、販売できなくなります。
2019年2月1日以降に販売されているモバイルバッテリーであって、PSEマークが表示されていないものは、技術基準等を満たしていないおそれがあるため、そのような製品の購入は絶対にやめてください。

NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター➡リチウムイオンバッテリー搭載製品の事故