LED照明を正しく使いましょう!

LED照明は省エネで寿命が長いことから、蛍光灯等の従来の照明から切り替わる形で近年広く普及しています。従来の照明をLED照明に替えるにあたっては、照明器具そのものを取り替える、ランプのみLEDランプに交換するなど、複数の選択肢があります。照明器具によっては、自分で交換できるものだけでなく、取替えに工事が必要な場合もあります。
 そうした中、LEDランプを本来使用してはならない従来の照明器具に取り付けて、発煙するなどの事故情報が寄せられています。

事故の事例

<事例1>20数年前に購入した照明器具にホームセンターオリジナルのLED電球を交換して使っていたら6個のうち1個が発火して壊れた。
<事例2>既存の蛍光灯照明器具に直管LEDランプ10本の交換を行ったところ1年で4本切れた。ボンと音がして異臭もした。
<事例3>数年前、居間の従来型の蛍光灯用照明器具に環型のLEDランプを取り付けた。一昨日、突然バチバチッという音と共にランプが切れ、部屋中に燃えたような異臭が充満した。天井の照明器具を見ると、LEDランプのソケットからcm離れた部分が約cmにわたり黒く焦げ、管が溶けて穴が開き、中の基板が黒く墨状になっていた。照明器具側も一部が黒く焦げていた。

事故を防ぐためのアドバイス

⑴従来の照明器具を替えずにLEDランプに切り替えるときは、その照明器具に使用可能かどうか、LEDランプの注意表示等で確認しましょう。
 LEDランプは、従来のランプと異なる原理で発光するため、ランプ内部の設計は大きく異なります。従来のランプと同様のサイズや形状で、同じ口金を持っており、同じように取り付けることができるようになっていても、組み合わせによっては、従来の照明器具に使用できない場合があります。分からない点や不明な点がある場合は、販売店やメーカーに確認しましょう。
⑵古い照明器具は経年劣化により事故の原因になることがありますので、定期的に点検しましょう。
 LEDは長寿命ですが、従来の照明であっても、LED照明であっても、照明器具は経年劣化することから、ランプが点灯しない等の不具合が発生した場合、ランプの寿命ではなく、照明器具自体の劣化が原因の可能性もあります。一般的に照明器具は10年を過ぎると劣化による故障や不具合が多くなります。
 ランプのみ 寿命が長いLEDランプに交換しても、使い続けられない可能性があることを理解しておき、異音やちらつきなどの異常を感じた場合には照明器具の使用年数を確認し、長期間使用している場合は、ランプのみの交換ではなく、新しい照明器具に交換することも検討しましょう。

消費者庁➡LED照明注意喚起