三島市全域の温室効果ガス排出量算定結果(令和4年度調査結果)

市では「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づき「三島市地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)」を策定し、国の「地球温暖化対策計画」を踏まえた温室効果ガス排出量の削減目標を掲げ、温暖化対策に取り組んでいます。  
 2019年度の三島市全域からの温室効果ガス排出量については、前年度比で4.6%減少しました。
 算定結果については以下のとおりです。

三島市全域の温室効果ガス排出量算定結果(2019年度)

1.温室効果ガス排出量の削減目標  
 基準年度は2013年度で、その温室効果ガス排出量は692.5千t-CO2です。また削減目標は次のようになります。
・中期目標(2031年度):基準年度比46%以上削減(373.8千t-CO2以下)
・長期目標(2050年度):温室効果ガス排出量実質ゼロ(10.2千t-CO2以下)
※2050年度に10.2千t-CO2以下の排出とすることで、森林吸収量10.2千t-CO2と差し引きすると実質排出ゼロとなります。

2.温室効果ガス排出量     
 三島市における2019年度の温室効果ガス排出量は、586.4千t-CO2(全国排出量1,212,221千t-CO2)で、基準年度の排出量と比べると15.3%の減少、前年度(2018年度)の614.4千t-CO2と比べると4.6%の減少(全国は2.8%の減少)となっています。前年度に比べ排出量が減少した理由としては、温室効果ガス排出量の中で二酸化炭素に関する排出量が5.5%減少しており、その中でも特に家庭部門におけるCO2排出量が8.0%減少したこと、産業部門におけるCO2排出量が4.3%減少したことが理由と考えられます。

3.家庭生活に起因する二酸化炭素の排出
 三島市における2019年度の家庭生活に起因するCO2排出量は、198.0千t-CO2で、CO2排出量全体の37.0%を占めています。また三島市民1人当たりに換算すると1,809.4kg-CO2/人であり、全国平均の1,861.3kg-CO2/人と比べると3%少なくなっています
・住宅での電力・ガス・灯油の消費によるもの:68.9%
・自家用乗用車によるガソリン・軽油の消費によるもの:27.1%
・家庭系一般廃棄物の処理によるもの:4.0%
なお詳細は、下記の「温室効果ガス排出量算定結果」をご覧ください。

■算定結果
令和4年度温室効果ガス排出量算定結果