花島家資料(はなじまけしりょう)



明治という時代にあって、花島家が三島の近代化に果たした役割は計り知れないものがある。
 花島家は明治18年から牛乳販売をはじめ、24年に練乳場を創業しコンデンスミルク製造を開始、31年には製品を海外に輸出するようになった。
 また、キリスト教徒の草分けとして、明治19年に花島家一族7名が洗礼を受け、信仰のため当時営んでいた酒造業をやめ、酒蔵の1階を教会礼拝堂に、2階を県下初のキリスト教主義女学校の教室に改装した。
 今回はこれら資料のうち、136点を市文化財に指定した。


市指定文化財(歴史資料)
平成15年5月8日指定
所在地 一番町
所有者・管理者 三島市郷土資料館