熊本地震被災地への職員派遣
三島市では、静岡県市長会からの派遣協力依頼に基づき、被災地の静岡県現地支援本部のある「熊本県上益城郡嘉島町」に職員を派遣しています。
嘉島町の状況
三島市派遣実績
期間 | 所属 | 職員 | 業務内容 |
平成28年4月25日~5月3日 (第2陣) |
危機管理課 | 井原主事 | 避難所世帯名簿作成 家屋被災状況調査 |
平成28年5月1日~5月7日 (第3陣) |
下水道課 | 金子技師 | 家屋被災状況調査 |
平成28年5月5日~5月14日 (第4陣) |
土木課 | 堂本技師 | 家屋被災状況調査 |
平成28年5月12日~5月21日 (第5陣) |
危機管理課 | 井上主事 | 家屋被災状況調査 り災証明発行 |
平成28年5月19日~5月28日 (第6陣) |
福祉総務課課 | 澤木主事 | り災証明発行 2次家屋被害調査受付 |
平成28年5月26日~6月4日 (第7陣) |
危機管理課 | 肥後係長 | り災証明発行 |
平成28年6月2日~6月11日 (第8陣) |
廃棄物対策課 | 落合主事 | 仮設住宅入居申請受付 |
平成28年6月9日~6月18日 (第9陣) |
保険年金課 | 山下主事 | り災証明等の交付 家屋被害調査 |
平成28年6月9日~6月18日 (第9陣) |
土木課 | 鈴木技師 | 家屋被害2次調査 |
平成28年6月16日~6月25日 (第10陣) |
観光政策室 | 菅藤室長 | り災証明発行 生活再建支援制度窓口事務 |
平成28年6月16日~6月25日 (第10陣) |
学校教育課 | 松本主事 | り災証明発行 生活再建支援制度窓口事務 |
平成28年6月23日~7月1日 (第11陣) |
収税課 | 岩田副主任 | 住宅応急修理受付事務 仮設住宅入居申請受付事務 |
平成28年7月7日~7月15日 (第13陣) |
資産税課 | 山本主事 | 生活再建支援制度窓口事務 義援金配分の申込み受付事務 |
三島市派遣第13陣
■派遣期間 平成28年7月7日~7月15日(第13陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 資産税課 山本主事
■派遣職員報告
山本主事(業務内容:総合窓口における被災者生活再建支援制度および義援金配分の申込み受付)
「被災家屋のブルーシートの応急処置も追いつかず、今後の台風を心配されていらっしゃる方がまだまだ多くおりました。
被災した方々は1日でも早い対応を望まれているので、三島市でも平時から職員一人一人が災害時どのように対応することができるのか、意識し備えておく重要性を痛感しました。」
三島市派遣第10陣、11陣
■派遣期間 ①平成28年6月16日~6月25日(第10陣)、②平成28年6月23日~7月1日(第11陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 ①観光政策室 菅藤室長、学校教育課 松本主事、②収税課 岩田副主任
■派遣職員報告
①菅藤室長(業務内容:総合窓口において、罹災証明発行業務及び生活再建支援制度窓口)
「震災が起こった後の中長期的な復興計画、避難所の運営などについても平常において具体的に検討をしておく必要を感じました。
特に罹災証明の発行がスムーズにできないと、その後の支援が遅れてしまうため、発行システムを準備しておき、
ある程度運用方法まで決めておければよいと思いました。」
①松本主事(業務内容:総合窓口において、罹災証明発行業務及び生活再建支援制度窓口)
「罹災証明発行業務を主に担当しましたが、家屋被害調査班とは違い、被害状況を現場で見ていないので、被害判定の説明に苦慮しました。罹災証明発行窓口と家屋被害調査班は共通認識を持つために、交代で業務を行う必要があるのではと思いました。」
②岩田副主任(業務内容:総合窓口において、住宅の応急修理等申込受付)
「来庁した被災者の中には高齢者や親族の援助も得られない方が多くいました。そのような被災者のためにも、相談員のような人員を配置し、総合的に援助を行う必要があると感じました。」
(写真左から岩田副主任(第11陣)、山本主事(第13陣)、豊岡市長、菅藤室長(第10陣)、松本主事(第10陣))
三島市派遣第9陣
■派遣期間 平成28年6月9日~6月18日(第9陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 保険年金課 山下主事、 土木課 鈴木技師
■派遣職員報告
山下主事(業務内容:総合窓口における罹災証明等の交付及び家屋被害調査結果の確認、日程調整)
「窓口業務は聞いていたよりも落ち着いていたように思います。復興に向け、今後は中・長期的な派遣による支援が必要だと感じました。
」
鈴木主事(業務内容:り災証明発行のための家屋被害2次調査)
「家屋の被害は場所や築年数によって大きく異なるため、行政は危険な箇所をある程度ピックアップして調査を進めるべきだと改めて実感しました。」
(写真左から鈴木技師、豊岡市長、山下主事)
三島市派遣第7陣、8陣
■派遣期間 ①平成28年5月26日~6月4日(第7陣)、②6月2日~6月11日(第8陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 ①危機管理課 肥後係長、②廃棄物対策課 落合主事
■派遣職員報告
①肥後係長(業務内容:総合窓口において、派遣職員8名によるり災証明発行業務)
「平時から個々の市職員が災害時に行う業務を理解しておくことが大切だと実感しました。また、避難所の運営は市民が主体となって実施できるよう、より一層避難所開設訓練を推し進めていこうと思いました。」
②落合主事(業務内容:仮設住宅への入居申請の受付業務)
「仮設住宅の受付で受付期間終了後に申し込みに来る方が多数いました。特に高齢者世帯への周知方法について検討する必要があると実感しました。」
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(写真:肥後係長) -
(写真左:落合主事)
三島市派遣第5陣、第6陣
■派遣期間 ①平成28年5月12日~5月21日(第5陣)、②5月19日~5月28日(第6陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 ①危機管理課 井上主事、②福祉総務課 澤木主事
■派遣職員報告
①井上主事及(業務内容:派遣職員12名によるり災証明発行のための家屋被災状況調査・派遣職員11名によるり災証明発行)
「家屋被害調査に不満を持つ住民も大勢いました。話を聞くだけでも落ち着いてくれるので、しっかり話を聞くように気をつけました。」
②澤木主事(業務内容:総合窓口におけるり災証明発行・り災証明発行のための2次家屋被害調査の受付)
「住宅の修理業者には修理の依頼多殺到しており、1年ほど待たなければ施工できないと聞きました。復興にはまだまだ時間を要すると思われます。」
(写真左から澤木主事、井上主事、金子技師(第3陣で派遣報告)、豊岡市長)
三島市派遣第3陣、第4陣
■派遣期間 ①平成28年5月1日~5月7日(第3陣)、②5月5日~5月14日(第4陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 ①下水道課 金子技師、②土木課 堂本技師
■派遣職員報告
①金子技師(業務内容:派遣職員18名によるり災証明発行のための家屋被害調査)
「被災自治体ではどの段階で何をやるべきか苦慮していました。対応の素早いスタートを切ることが重要と感じました。」
②堂本技師(業務内容:派遣職員18名によるり災証明発行のための家屋被害調査)
「被災後の職員の負担は大きく、被災した職員も多いと聞いた。ボランティアの数も徐々に減っており、派遣職員による長期的な支援が必要と感じました。」
(写真左:堂本技師、右:金子技師)
三島市派遣第2陣
■派遣期間 平成28年4月25日~5月3日(第2陣)
■派遣場所 熊本県上益城郡嘉島町
■派遣職員 危機管理課 井原主事
■派遣職員報告
井原主事(業務内容:避難所世帯名簿作成・派遣職員18名によるり災証明発行のための家屋被害調査)
「被災した家屋等の修理もほとんど進んでおらず、復興にはまだまだ時間がかかると感じました。今後も継続して応援職員を派遣していく必要があると感じました。」