災害時の優先的燃料供給に関するマニュアル最終協議を行いました
災害時に優先的な燃料の供給をしてもらうため、市と静岡県石油商業組合三島支部は昭和57年4月に「緊急輸送に必要な燃料供給協定書」を締結しております。東日本大震災以降、多くの関係団体と災害対応について協議する中で、民間の災害従事車両についても優先的に燃料を供給してもらいたいとの多くの意見が出されておりました。
このようなことから、当協定の実効性の確保及び具体化するため、当組合と「災害時の優先的燃料供給に関するマニュアル」の検討を重ね、市長と当組合の代表者とのマニュアルの最終協議を行い決定しました。
これまでの課題
- どのような災害のときに優先的な供給を開始するのか
- 公用車以外の災害対応従事車両も給油の対象となるのか
- ガソリンスタンドの各店舗で対象車両をどのように見分けるのか
- 三島市と当組合との対応手順はどようなるのか
マニュアルの概要
【対象となる施設】
- 静岡県石油商業組合三島支部加盟の店舗
- 震度6強以上の地震が発生し、被害が甚大であるため災害対策本部が「優先的な燃料の供給」が必要であると判断したとき
- その他自然災害により、災害対策本部で「優先的な燃料の供給」が必要であると判断したとき
- 三島市、国及び県の公用車、消防車両、自衛隊車両
- 災害時優先的燃料供給対象車両章をダッシュボードに掲げている車両(防災関係機関、災害対応に従事する民間車両)
①地震発生
②災害対策本部の設置
③当組合三島支部へ要請
④当組合三島支部から各店舗に伝達
⑤当組合三島支部は各店舗の対応の可否を報告
⑥各店舗で優先的な燃料の供給の開始
⑦各店舗で優先的な燃料の供給の終了
【各店舗の供給方法の区分】
- 給油専用レーンを設けて受け入れる店舗
- 一定の数量を確保し優先車両のみの給油する店舗
- 一般車両と同時に受け入れを行うが、可能な範囲で緊急車両を優先する
日時
平成30年3月5日(月)
最終協議の会場
三島市役所本館2階 市長応接室
出席者
- 静岡県石油商業組合三島支部支部長 他役員