エコドライブしませんか?

エコドライブとは、急発進や急加速を控え、アイドリングストップを行うなど、環境に配慮した自動車の運転方法です。
エコドライブは、環境負荷の軽減につながるばかりか、燃費が向上し家計への一助ともなります。

エコドライブの背景

エコドライブ車
今、地球温暖化の大きな原因となる化石燃料の消費により排出される二酸化炭素(CO2)の削減が求められています。わが国のCO2排出量は、運輸部門からの排出量が全体の約2割を占めており、そのうち、自家用自動車からの排出量が大幅に増加(2009年度・基準年比36.1%増)しているため、この対策が非常に重要な課題となっています。エコドライブは2005年4月に閣議決定された「京都議定書目標達成計画」(2008年3月全部改訂)において、「環境に配慮した自動車使用の促進」の施策の一つとして位置づけられています。国民一人一人のレベルでも簡単に取り組むことができることから、地球温暖化防止の重要な対策として期待されているものです。

■燃費が良くなれば、CO2排出量はこれだけ減ります。
燃費 1kmごとに排出するCO2の量
(2Lペットボトル)
5.9km/L ⇒ 100本分
10km/L ⇒ 59本分

エコドライブ10のすすめ

エコドライブ普及連絡会(警察庁、経済産業省、国土交通省及び環境省で組織)では、以下の『エコドライブ10のすすめ』を推進しています。

1 ふんわりアクセル『eスタート』
少し緩やかに発進する(5秒で時速20km)だけで11%程度燃費が改善します。やさしい発進を心がけましょう。
2 加減速の少ない運転
速度にムラのある走り方をすると、加減速の機会も多くなり、市街地で約2%、郊外で約6%の燃費が悪化します。車間距離に余裕をもち、交通状況に応じた速度変化の少ない安全な運転を心がけましょう。
3 早めのアクセルオフ
エンジンブレーキを使うと、燃料の供給が停止されるので、約2%燃費が改善されます。停止や減速する時はアクセルから足を離して、エンジンブレーキを活用しましよう。
4 エアコンの使用を控えめに
気象条件に応じてこまめに温度・風量調整しましょう。特に夏場の設定温度が重要です。外気温25℃の時にエアコンを使用すると約12%燃費が悪化します。
5 アイドリングストップ
10分間のアイドリングで約130ccの燃料を浪費します。不必要なアイドリングは控えましょう。
6 暖機運転は適切に
寒冷地などの特別な状況を除き、現在販売されているガソリン乗用車では暖機不要です。暖機により走行時の燃費は改善しますが、5分間の暖機で約160ccの燃料を浪費するので、全体の燃料消費量は増加します。
7 道路交通情報の活用
1時間のドライブで10分余計に走行すると約14%燃費が悪化します。行き先やルートを計画・準備して、道路交通情報をチェックしましょう。
8 タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧が適正値より50kPa(0.5kg/cm2)不足した場合、市街地で約2%、郊外で約4%燃費が悪化します。安全運転のためにもこまめに点検しましょう。
9 不要な荷物は積まずに走行
100kgの荷物を載せて走ると約3%燃費が悪化します。必要のない荷物は車から降ろしましょう。
10 駐車場所に注意
交通の妨げとなる場所での駐車は交通渋滞をもたらし、余計な燃料を消費します。違法駐車はやめ、駐車場所には注意しましょう。
※データは(財)省エネルギーセンターより

エコドライブ講習会

平成29年6月18日(日)、東部運転免許センターで、JAF静岡支部主催によるエコドライブ講習会が行われました。自動車に燃費計を付け、タブレットによりリアルタイムでガソリンの消費を見ながら、受講前の普段の運転とエコドライブ講習後の運転を比べました。その結果、普段の運転に比べ、受講後のエコドライブは、受講者13人の平均で、約10%燃費が改善され、二酸化炭素の排出量は約19%減少しました。 (コース内において走行した場合の比較であるため、実際に道路を走行した場合の比較とは異なります。)

講習会の様子(運転講習) 講習会の様子(運転講習)

講習会の様子(座学講習) 講習会の様子(座学講習)