子どもの歯磨き中の喉突き事故に気を付けましょう!

歯みがきは子どもにとって大切な習慣ですが、歯みがき中には事故も起きやすいので、十分に注意してください。

事故の事例

・歯ブラシをくわえたまま、大人用ベッドの上で飛び跳ねていた。保護者が気付くと、口の中に歯ブラシがあるまま四つんばいで泣いていた。歯ブラシはすぐに取れたが、転倒した際に咽頭部に刺さったと考えられた。咽頭粘膜の下に空気がたまっていたため、集中治療室に入室、8日間入院。(2歳)

・歯磨き中に上の子とじゃれ合い、転倒。保護者は隣にいたが、転倒の瞬間は見ておらず、気付いた時には口に歯ブラシが入った状態でうつ伏せになっていた。口腔内損傷と頸動脈周囲まで空気のたまりがあったため集中治療室に入室し、6日間入院。(3歳)

・洗面所で歯磨きをして、仕上げ磨きのために保護者がいるリビングに向かう際、歯ブラシをくわえた状態で転倒。保護者は目撃しておらず、物音で気が付いたところ四つんばいになって泣いており、歯ブラシは床に落ちていた。夜間に痛みと体熱感があり、咽頭損傷疑いで受診。頸部の画像検査にて、頸動脈血管損傷を疑う所見が認められ、気道閉塞の可能性があり気管挿管された。集中治療室に入室し10日間入院。(5歳)

・座って歯磨きをしている時に、上の子が背後から覆いかぶさった。歯ブラシが咽頭に刺さり出血したため、救急要請。右側咽頭後壁の刺傷が認められ、11日間入院。 (1歳)

・保護者に歯磨きをしてもらうため、自宅の2階の寝室の布団の上に置かれた枕に座って待っていた。保護者が歯ブラシを渡した後、背を向けて数秒間目を離した直後、泣き声に気付き振り返ると、布団の上に倒れており、歯ブラシが口腔内に刺さっていた。すぐに救急要請し、医療機関を受診。歯ブラシは右扁桃から約1.5cm刺さっており、耳鼻科医により抜去された。集中治療室に入室し、7日間入院。 (3歳)

消費者への注意

歯ブラシ等による喉突き事故は、ちょっとした間に起きてしまいます。特に、1歳~3歳の子どもの事故が多く発生していますので、以下のことに注意してください。
・歯磨き中は、子どもを座らせて保護者がそばで見守るようにしましょう。
・ソファや椅子、踏み台など、転落する恐れのある不安定な場所での歯磨きは避けましょう。
・子ども用歯ブラシは、喉突き防止カバーなどの安全対策を施してある歯ブラシを選びましょう。
・箸やフォーク等も喉突きの危険性があります。口に入れたまま歩き回らないよう注意しましょう。