『 時間積分式漏水発見器 』 を用いた検針時漏水調査の実証試験実施について
漏水調査について
水道管は、長い間の腐食や破損などによって漏水を引き起こすことがあります。
漏水は経済的損失だけでなく、水圧の低下、道路の陥没などの原因となることもあります。
これを未然に防ぐために行う調査が漏水調査になります。 そこで、三島市では給水区域内において、特に目視不可部漏水を早期発見し、有収率の向上(水道水の効率的な運用)・公衆災害防止の寄与・水道のライフラインとしての安定供給を確保するために、専門業者に漏水調査業務を委託しております。
漏水は経済的損失だけでなく、水圧の低下、道路の陥没などの原因となることもあります。
これを未然に防ぐために行う調査が漏水調査になります。 そこで、三島市では給水区域内において、特に目視不可部漏水を早期発見し、有収率の向上(水道水の効率的な運用)・公衆災害防止の寄与・水道のライフラインとしての安定供給を確保するために、専門業者に漏水調査業務を委託しております。
時間積分式漏水発見器とは
従来の漏水調査は専門技術者が行っていましたが、『 時間積分式漏水発見器 』 は、AI技術による漏水調査を可能にしました。
検針員が検針時に水道メーターの上に機器(時間積分式漏水発見器)を置いて振動を測定し、そのデータを解析・分析することで、水道メーターに接続する水道管(配水管や給水管)の漏水が高確率で発生しているエリアを判定します。
実証試験実施の経緯
近年三島市では、有収率が毎年低下しています。これは、水道管の老朽化に伴い管が腐食や破損し、地下で漏水が発生しているためと考えられています。
また、これを改善するため、毎年漏水調査業務を専門業者に委託し、発見された漏水箇所の修繕を行っているところですが、有収率の大きな改善には至っていない状況です。 そのような中、時間積分式漏水発見器を用いることにより、従来は専門技術者が行っていた作業の一部を検針員が実施することになり、業務の効率化が図れるとの提案がありました。
今回の実証試験により、漏水エリアが特定され、漏水調査業務委託が効率的に実施できるようになることを期待しています。
また、これを改善するため、毎年漏水調査業務を専門業者に委託し、発見された漏水箇所の修繕を行っているところですが、有収率の大きな改善には至っていない状況です。 そのような中、時間積分式漏水発見器を用いることにより、従来は専門技術者が行っていた作業の一部を検針員が実施することになり、業務の効率化が図れるとの提案がありました。
今回の実証試験により、漏水エリアが特定され、漏水調査業務委託が効率的に実施できるようになることを期待しています。
試験期間 ・ 場所
令和5年2月検針時にあわせて実施予定です。
幸原町1丁目・2丁目 ( 旧 幸原簡易水道から移管された地区 )