「多様な性を考えるセミナー」を開催しました

特定非営利活動法人パープル・ハンズ事務局長の永易様を講師にお招きし、多様な性のあり方について理解を深めるためにセミナーを開催しましたので報告いたします。

開催日時

令和5年2月3日(金)午後2時~3時30分

場所

三島市役所大社町別館1階 防災研修室(オンライン同時配信)

参加者数

29人(会場参加14人・オンライン参加15人)

講師

永易 至文(ながやす しぶん)さん【NPO法人パープル・ハンズ事務局長】

内容

セミナーの要旨
○だれにもある3つの性について…「性別」・「性自認」・「性的指向」
○性はグラデーション。一人ひとり、がかけがえのない固有なセクシュアリティの主体。
○性の楽しみ方はひとそれぞれ。性別にとらわれる必要はない。
○LGBT当事者には、子ども・若者たち、職場、住宅、医療、高齢期など様々な場面での課題がある。
○LGBT当事者へ配慮する、のではなく、「いて当たり前」の現状でどう行動するか。
○「アウティング」(当事者であることを本人の了解を得ずに他者に伝えること)」は命を脅かす。

このほか具体的な例を交え、性の多様性の基礎知識などについて、わかりやすくお話しくださいました。

☆参加者からの声(一部ご紹介)☆


「それぞれの方を多様な考え方で、またそれが特別でないと自然に対応していきたいと思います。」
「世間でLGBTの問題をニュースなどで見聞きしていますが、より身近なものとして考えることができました。」
「まずは身近な自分のこどもとの会話の中で、いろいろな価値を持つ人がいること、みんな違っていいことを伝えていきたいと思います。」
「永易先生のお話、とても分かりやすく良かったです。多くの人に聞いて欲しい内容でした。永易さんの言うとおりできることを(選挙で意思表示をするなど)したいと思います。」

2.3セミナー事業風景