「業績アップへの近道!多様な働き方・生き方が選択できる会社へ ~育児介護休業法の改正にどう対応するか~」を開催しました

株式会社ワーク・ライフバランス執行役員の松久様を講師にお招きし、誰もが働きやすいと思える職場にするために働き方改革セミナーを開催しましたので報告いたします。

開催日時

令和5年2月21日(火)午後2時~3時30分

開催方法

会場開催(定員20名程度)およびZoomによる配信

参加者数

35人(会場参加14人・オンライン参加21人)

講師

松久 晃士さん
・株式会社ワーク・ライフバランス 執行役員
・掛川市DX推進員
・三島市男女共同参画プラン推進会議委員
・名古屋市立大学非常勤講師

内容

セミナーの要旨
○WRB(ワークライフバランス)やD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)は手段であり、企業経営の土台。多様であることを組織の力に変えていく。
〇女性の活躍が進む企業ほど業績(経営指標)が高く、市場における企業評価も高まる。
〇2022年の育児介護休業法改正のポイントや男性育休の実態について。
〇男性育休のメリットとは、「妻と子の命を守る」、「産後数年間が夫婦関係の未来を作る」、「家族構成の未来に影響を与える」など。
〇男性育休を積極的に推進することは、誰が休んでも回る職場をつくるきっかけとなる。介護やコロナ感染、社員の長期休暇などにも対応ができるようになる。
〇上司は男性社員に対して、「育休をとるのか?」ときくのではなく、「育休はいつからとるのか?」といったきき方をする。

このほか、「やめる仕事を見つけ出すヒント」や「組織の仕事の成果に影響する因子について」など、働き方改革のポイントを具体的な例を交え、わかりやすくお話しくださいました。

☆参加者からの声(一部ご紹介)☆


「男性の育休をきっかけに組織内で働き方・休み方の工夫やあるべき姿などを実現することができると思った。」
「管理職の必要とされるマネジメント能力がよく理解できました。」
「働き方改革について、どのように取り組むべきか明確になりました。」
「男性も積極的に育児休業をとることで誰が休んでも仕事が回る風土・状況を作ることができるという考えに共感した。育児休業をとらない人も、日常の休暇をとりやすい風潮が高まるというところも良いと感じた。ただし、このことを組織内で共有したうえで育児休業をとることに意味があると思う。」
「ありたい姿の洗い出しをこれから実践していこうと思います。」

R5男女共同参画推進セミナーの様子