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発刊にあたり
はじめに


三島市長の写真
三島市長
小池政臣

この『三島アメニティ大百科』は、国が平成11年度の第3次補正で行った、全国規模で2,000億円にも及ぶ「緊急地域雇用特別交付金事業」の枠の中で、三島市が静岡県から100パーセント補助を受けて、特定非営利活動法人である「グラウンドワーク三島」に委託して編集したものです。

NPO法人グラウンドワーク三島では、「緊急地域雇用特別交付金事業」の趣旨に沿うよう、12人を雇用するとともに、グラウンドワーク活動の基本でもある、多くのボランティアの参加と協力を得ながら、取材・執筆・編集作業に当たりました。その数は、実に延べ100人以上にも及んだそうです。

ときあたかも三島市が17年ぶりに改定しようとしていた「第3次総合計画基本構想」のなかで「市民の主体的な参画により、市民や企業、行政が協働して本市の将来都市像実現に向けて、具体的な取組みをはじめる」ために基本構想を策定する、とその意義を明らかにしたばかりであり、グラウンドワーク三島及び三島市のこうした編集作業の進め方は、正に、「協働」作業そのものであったと思います。

一方、『三島アメニティ大百科』の内容は、平成12年12月12日に、三島市議会全員一致で議決された三島市基本構想で定める将来都市像「水と緑と人が輝く夢あるまち・三島 ―環境先進都市をめざして―」にふさわしい、様々な三島市の魅力あふれる場所を集大成したものとなっています。そのあるものは、誰でも知っているような有名な場所やものであり、またあるものは知る人ぞ知るといったような、余り知られてないものであったりします。いずれにせよ、多種多様な項目や事項が、「アメニティ」(居心地がいい、気持ちがいい)の1点で一括りされ、できるだけ多くのものを搭載できるように努めたとのことです。

このように、普段は出版物の編集などといった作業には余り縁のない、大勢の言わば素人の皆さんの手によって取材や編集がされています。編集に当たっては、記事や内容が重複しないよう、また、表現もできるだけ統一したものになるよう努力いたしましたが、何分大勢の人々の作品でありますので、ごく一部に読みにくい点があるかも知れません。この点読者の皆さんには、是非ご容赦いただきたいと思います。

結びに、編集にあたり、これまたボランティアで本誌の監修に当たっていただいた、斎藤 宏、高島 勝、山内 昭二、大沼 貞夫、鈴木 勝彦、迫田 信行、福田淑子の各氏に心から感謝申し上げます。

平成13年3月                       

                   

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