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スポーツ

綱引きのようす

三島市民体育館


  三島市民体育館の写真
                       三島市民体育館   

 三島市民体育館は、昭和52年(1977)文教町にできました。多くの人がスポーツを楽しみ、バレーボールやバスケットボールができる競技場のほかに、卓球練習場、柔剣道場、弓道場、エアロビクスなどができる多目的室、マシンが使えるトレーニング室もあります。
 
 平成11年(1999)には、温水プール(すいすいみしま)も完成して、オールシーズン水泳を楽しめるようになりました。毎年4月29日と体育の日には、市民に無料開放しています。
 
 屋外体育施設は、ほかに長伏プール、上岩崎プール、文教テニスコート、錦田テニスコート、長伏グラウンドなどがあります。ナイター施設を持つグラウンドやテニスコートもあり、仕事を持つ人たちにも多く利用されています。(巻末の「スポーツ施設」表参照) 
 
 体育館や温水プールでは、幼児から高齢者まで参加できる、いろいろなスポーツ教室が行われています。スポーツ教室の参加募集は、「広報みしま」や体育館で行っています。また、このような教室に入らなくても、家族やグループ、個人で申し込んで施設を利用している人もたくさんいます。

三島市主催のスポーツ教室

  三島市民体育館が完成した翌年の昭和53年(1978)より各種スポーツ教室がスタートしました。少子化、高齢化が進むなか、健康・体力・仲間づくりをしながら、気軽に誰でも楽しめる新しいスポーツを取り入れて開催しています。

軽スポーツ教室(1〜3期)

  ・18〜60歳代の女性

・球技を中心に、ウォークラリー、レクリエーションなど

さわやかトリム教室(1〜3期)

  ・40〜60歳代の男女

  ・レクリエーション、ストレッチ体操など

健康増進教室(1〜3期)

・18〜60歳代の男女

・軽スポーツ教室と同じ

柔道教室(1〜3期)

・小学生以上の男女

・基本の受け身、礼儀作法、投げ技の習得など

剣道教室(1〜3期)

  ・小学3年生以上の男女

・基本素振りの習得、礼儀作法

オールシーズン教室(年10回)

  ・18歳以上の男女

・ニュースポーツなど、健康体力づくり

ヘルスアップ教室(温水プール)(1〜2期)

  ・50〜70歳代の男女

・腰痛、関節痛などを慢性的に持つ人、頭痛、

  肩凝り、不眠などの人、生活改善指導を受けた人を対象

親子水泳教室(温水プール)(1〜2期)

・3歳〜小学生未満の子供とその親

・水に慣れ親しみ、親子間の親睦を図る

三島市スポーツ少年団

サッカーの写真

三島市スポーツ少年団は、昭和47年(1972)に発足しました。発足時はサッカーが1団体結成されただけでしたが、翌年には卓球と剣道が加入し3団体となり、三島市スポーツ少年団団結式を行いました。 その後、野球、バレーボール、ソフトボールなどが加入し、またサッカーの団数も増えていき現在は44団体になりました。各団には規定により必ず何人かの認定指導者がいます。また、毎年6月のスポーツテストの結果を指導の指針としています。

 運営には各団体の父母が当っており、団体の交流も行なっています。現在、ジュビロ磐田ので活躍中のシドニーオリンピック選手の高原直泰(なおひろ)さんは、44団体の1つ「三島山田サッカー」の出身です。また、横浜ベイスターズで活躍中のアトランタオリンピックで銀メダルをとった森中聖雄(まさお)さんは、「三島ノースタイガース」出身です。

出典 『市制五十周年記念誌 三島体育史』

三島市スポーツ少年団団体名(平成12年度)

種  目 団  体  名 種  目 団  体  名
野 球 錦田バンビーズ
中郷ファイターズ

中島アローズ

長伏ヴィーナス

三島東スピリッツ
三島ゴールデンイーグルス
リトルジャイアンツ
向山少年野球クラブ
三島南シャークス
三島ノースタイガース

サッカー 北上サッカー
向山サッカー
三島山田サッカー
沢地サッカー
錦田FCサッカー
三島長伏サッカー
徳倉サッカー
三島西サッカー
三島東サッカー
三島北フットボールクラブ
三島南サッカー
三島FC

ソフトボール 三島女子ソフトボールクラブ
徳倉パワーズソフトボール

山田小ファイターズ
坂少年ソフトボール
沢地ジュニアソフトボール

三島北ゴジラファミリーズ

バレーボール 坂グリーンVSC
向山VSC
長伏VSC
三島西ジュニアバレーボール
三島北バレーボール

佐野小バレーボール

三島南ジュニアVSC

錦田ユナイテッドVC
中郷ジュニア嵐
剣道 三島剣道
剣心会剣道

三島南剣道

錬武会剣道



一輪車 三島一輪車走ろう会
U.C.シューティングスター
陸 上 三島陸上ジュニアクラブ


三島市体育協会の歩み

第2次世界大戦後、戦時下で抑(おさ)えられていたスポーツ熱は復活し、国民体育大会出場のための競技が盛んに行われるようになり、青年団や職場のスポーツも活発になりました。三島市体育協会は、それらのスポーツ団体が1つになって三島市のスポーツをより活発にするために、昭和23年(1948)に設立されました。
 
 平成12年(2000)現在、三島市体育協会に所属しているのは、以下の28競技団体です。

 三島市野球連盟、三島ソフトテニス協会、三島市ソフトボール協会、三島市バレーボール協会、三島市弓道連盟、三島卓球協会、三島剣道連盟、三島柔道協会、三島市登山協会、三島市テニス協会、三島市スケート協会、三島市スキー協会、三島市バスケットボール協会、三島市サッカー協会、三島市体操協会、三島市相撲連盟、三島陸上競技協会、三島市少林寺拳法協会、三島市空手道連盟、三島合気道連盟、三島市バドミントン協会、三島市なぎなた連盟、三島水泳協会、三島ゴルフ連盟、三島市アーチェリー協会、三島市レスリング協会、三島市綱引連盟、三島市フェンシング協会
 
 三島市体育協会は、三島市民体育館で、ジュニア体操、小学生体操、バドミントン、ソフトテニス、硬式テニス、ミニバスケットボール、卓球、なぎなた、柔道、剣道、合気道、弓道、少林寺拳法、空手道、アーチェリーの各スポーツ教室を行っています。また、市民健康マラソンも主催しています。
 
 ソフトボールの三島クラブは平成2年(1990)と平成12年(2000)に静岡県代表として、全日本小学生男女ソフトボール大会に出場しました。
 平成12年(2000)に、富山で行われた全日本障害者スポーツ大会(キラリンピック)には、三島市から2人の選手が出場しました。
 
 三島ワンダーフォーゲルは歴史もあり、市民とともに自然に親しむつどいを行っています。「広報みしま」で参加者を募り、登山も行っています。
 由緒ある歴史のまち三島は、日本古来のスポーツである武道がさかんに行われています。ここに、そのいくつかを紹介します。

出典 『市制五十周年記念 三島市体育史』、『創立五十周年記念三島市体育スポーツ史』

弓道(きゅうどう)

 三島市弓道連盟は、昭和23年(1948)に設立されました。三嶋大社の神事である正月の奉射祭(ほうしゃさい)と、節分の日の鳴弦式(めいげんしき)が主な行事です。毎年春に市民弓道大会を行い、秋には三島市スポーツ祭弓道競技を開催します。その代表が県民スポーツ祭に参加します。その他夏祭りの流鏑馬(やぶさめ)など、活発に行われています。
 
 市内には、三島正弓(せいきゅう)会三嶋大社弓道会、テック三島弓道部の3カ所に弓道場があります。体育館の弓道場では、弓道教室が開かれ、すでに500人以上の人が受講しました。

県下初の弓道場





 昭和31年(1956)に、第12回国民体育大会(国体)が静岡県で開かれることになったとき、県内のどこにも正式な弓道場がありませんでした。大宮町在住の鳥居義雄さんは友人と一大決心をし、寄付金を集め、前回開催された神戸の弓道場に行き研究をし、県下初の弓道場を、三嶋大社に作りました。国体弓道競技は、そこで行われました。
弓道の写真


剣道(けんどう)

剣道の写真

 三島の剣道の歴史をさかのぼると、室町時代一刀流の始祖、伊藤一刀斎景久が八丈島より伊東にわたり、三嶋大社に百カ日の願掛(がんか)け参籠(さんろう)して、剣の奥義(おうぎ)を授(さず)かったという伝承に始まります。戦前の旧制中学では、授業の正課として週2回剣道が行われていました。
  戦後、GHQ(注)の政策によって禁止されていた武道ですが、まもなく柔道、弓道は再出発を許可されましたが、剣道は、昭和27年(1952)の連合国との講和条約締結まで禁止されていました。
 
 昭和30年代に東レ三島工場に剣道部が開設され、昭和39年(1964)の全日本実業団剣道大会で優勝、全国大会に出場するほどのレベルまで達しましたが、昭和48年(1973)のオイルショック以降は、会社の合理化政策から部員数が安定しなくなってしまいました。

 
 最近では、昭和45年(1970)に道場を設立した武修館の活躍があります。「子供たちの心を鍛えたい」という気持ちから始めた道場ですが、日体大を卒業した指導者が加わり、平成12年(2000)に全日本少年武道(剣道)練成大会で3位敢闘賞(かんとうしょう)、県下少年剣道総合練成大会で団体優勝という結果を出すに至っています。

    注) General Headquartersの略。第2次世界大戦後、日本に置かれた連合国軍の総司令部。
出典  『創立五十周年記念三島市体育スポーツ史』

相撲(すもう)

相撲の写真

   昭和51年(1976)に静岡県相撲連盟の三島支部は、スタートしました。
  設立当時は、三島市に稽古土俵がなかったため、谷田の日野屋酒店の倉庫前に仮設の土俵を作り、週3回、夜間稽古をしていました。
  昭和52年(1977)、主に錦田地区の有志の寄付により、三島市立錦田中学校に立派な公式土俵を作ることができました。
 
 以来、この土俵で、三島市相撲連盟が中心となり、小学生相撲、中学生相撲の底辺の拡大に努力しています。
 
 
 
最近では、錦田中学校出身の磯部洋之さんが、平成10年(1998)高校総体個人戦で全国優勝、平成11年(1999)第83回高校相撲金沢大会において個人優勝、平成12年(2000)のインターカレッジ
(注)に東洋大学の副将として出場し、団体初優勝をしました。

(注) 大学間の対抗試合 
出典  『創立五十周年記念三島市体育スポーツ史』

柔道(じゅうどう)

  昭和22年(1947)に「三島柔道会」が設立され、昭和30年(1955)に道場が建設されました。昭和51年(1976)に初代理事長で師範(しはん)であった望月角衛さんを称て、望月杯少年柔道大会が始まりました。
  
昭和61年(1986)若手の指導者として活躍してきた神山巌(六段)さんが神士館(神山道場)を設立しました。平成2年(1990)と平成12年(2000)には、全日本少年武道(柔道)練成大会敢闘賞を受賞し、全国レベルで活躍しています。

出典 『市制五十周年記念 三島市体育史』

高齢者輪投げ大会

昭和63年(1988)4月から静岡県老人クラブ連合会に輪投げ競技が取り入れられ、三島市老人クラブ連合会(以下三島市老連)においても,次第に輪投げが普及していきました。
 平成2年(1990)2月20日第1回三島市老連輪投げ大会を三島市民体育館で開催しました。45チームが参加し、優勝は萩(はぎ)チーム、準優勝は佐野チームでした。両チームは、静岡県老連第3回3世代(老人、壮年、小学生)ふれあい輪投げ大会に出場しました。平成12年(2000)現在、三島市老連会員により、9月下旬、3月上旬に市民体育館で開催されます。1チーム5人が1人7輪投げ、3回の総得点で優勝を競います。
出典 『市制五十周年記念 三島市体育史』

三島お早うラジオ体操会

ラジオ体操風景
  ラジオ体操風景

 三嶋大社境内の宝物館前広場では、毎朝6時半から近所の人たちが中心になって、ラジオ体操を行っています。雨の日は建物の下で、風の強い日や雪の日も、1日も休むことなく毎朝続けられています。
 昭和40年(1965)、前年の東京オリンピックを記念して始まったラジオ体操は、最初のころは30人程度でしたが、年を追うごとに多くなり、最近では夏休みになると子どもたちも参加して、その数は400人にもなります。
 平成2年(1990)「1000万人ラジオ体操祭中央大会」で、この活動が認められ、全国表彰されました。いつでも、どこでも、だれでもできる健康運動を、あなたもしませんか。
→  三嶋大社、宝物館
出典 『創立五十周年記念三島市体育スポーツ史』

三島楽走会(らくそうかい)

市内のランニング愛好家が集まって、昭和54年(1979)に結成されました。楽に楽しく走る会ということで「楽走会」と名付けられました。日曜祭日の朝6時半に体育館に集合し、ラジオ体操、ストレッチ体操などで体をほぐしたあと、4km、5km、6km、10kmのコースに分かれて走ります。
 
 初詣元旦マラソンが、昭和59年(1984)から始まりました。コースは、体育館を6時40分に出発、龍澤寺を参拝し、光ヶ丘で初日の出を拝み、三嶋大社で初詣、御神酒を飲み解散します。三島成人記念駅伝大会にも参加します。フルマラソンに挑戦する会員もいます。
 
 現在、会員は小学生から高齢者まで80数人で、三島市周辺地域の人も参加しています。年間行事として、各地のマラソン大会への参加、ハイキングやバーベキュー大会、バス旅行などを行い、会員の親睦を深めています。
出典 『市制五十周年記念 三島市体育史』

高齢者スポーツ大会

高齢者スポーツ大会のようす
    高年齢者のスポーツ大会

 三島市老人クラブ連合会会員、または60歳以上の市民の参加によるスポーツ大会です。毎年10月中旬南田町広場で開催されます。
 
 競技種目は個人競技と団体競技に分かれています。ジャンケン競走では近くの幼稚園児に協力してもらい、ジャンケンに勝つと10m走り、ゴールへ向かいます。またホールインワン、宝さがしなども行います。
 
 地区対抗の団体競技では、玉入れ、ボーリングゲーム、そして水の祭典などを行い、明るく楽しい1日を過ごします。
 
 同広場では、10月上旬には老人クラブゲートボール大会があります。

出典 『市制五十周年記念 三島市体育史』

バレーボール

  三島には、全日本の選手を有するバレーボールチーム、東レアローズがあります。平成12年(2000)現在では、泉川正幸さん、齋藤信治さん、加藤陽一さんの3人の全日本選手が在籍しています。
  東レのバレーボールチームは、昭和22年(1947)、滋賀工場でスタートしました。創部早々、日野、長岡の速攻コンビバレーがチームを一気にトップレベルにまで引き上げました。昭和38年(1963)に都市対抗優勝を果たし、翌39年(1964)に本拠地を三島に移しました。
  しかし、悲願の日本リーグへの昇格は、創部27年後の昭和49年(1974)、第6回実業団リーグに優勝したことにより達成しました。
  残念ながら、5年後には実業団リーグ落ちし、低迷状態に陥りましたが、昭和62年(1987)再び日本リーグに帰り咲きました。
  第1回Vリーグは開幕から快進撃、1位で決勝トーナメントに進出しましたが、結果は4位に終わりました。その後も順位は上下しながらも、優勝戦線に絡む活躍をしています。  また、東レは、平成12年(2000)に廃部が決まったユニチカ・女子バレー部をチームごと受け入れ、そのチームの本拠地は滋賀県に置いています。
出典 『第6回Vリーグパンフレット』


プールに行こう!


長伏プールのようす
長伏プール
すいすいみしまのようす
すいすいみしま
 
 三島市には、市営プールが3つあります。長伏プール、上岩崎プールは野外プールで、夏のみの営業です。三島市民体育館の横に新設された市民プール「すいすいみしま」は、室内プールで1年中利用できます。 


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