脇指 銘 表ニ相模国住秋義 伊豆三島大明神 裏ニ 奉拝佐藤松千代貞成 (わきざし めい おもてにさがみのくにすむあきよし いずみしまだいみょうじん うらに ほうはいさとうまつちよさだしげ )


この脇差は三嶋大社に奉納するために鍛えたものである。秋義は応安のころ鎌倉に住んだ刀匠で、この脇差は板目肌、乱刃の刃文は小模様が浮かび、銘文のしっかりした相州伝の代表的な作品である。


国指定文化財(重文
(工芸品))
大正9年4月15日指定
所在地 大宮町
所有者・管理者 三嶋大社