三嶋大社本殿・幣殿及び拝殿 (みしまたいしゃ ほんでん・へいでん・はいでん)


安政5年(1858)から明治2年(1869)にかけて再建された現在の社殿は、その後、大正・昭和期と一部修理を繰り返したものの、その修復工事は確かな技術者をもって完遂され、再建当時の原形をとどめ今日に伝えられてきた。その威風堂々とした構えは、寛永年間徳川家光造営社殿の形式を踏襲したもので、建築的にはもとより、祭祀機能の変遷等、様々な学術的研究の上でも、江戸時代を代表する重要な建造物であると考えられる。


国指定文化財(重文
(建造物))
平成12年5月25日指定
所在地 大宮町
所有者・管理者 三嶋大社