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環境学習室三島の湧水(ゆうすい)が減(へ)ってきた理由はなぜ?

昭和30年代後半から始まった湧水の減少は、周りの市町での、「水の使用量の増加」と「都市化の進展」が大きな理由となっています。

水の使用量増加水

  • 地域内における揚水型企業の進出による地下水のく みあげ量の増加。
  • 「人口増加」及び「くらしの豊かさ便利さ」 流域全体の水の使用量 が増え続けた。
※この地域では「工業用水」・「生活用水(水道水)」の使用する水の全てを地下水か湧水にたよっているため、使用量が増えると湧水の減少につながります。
*三島市の水道水の水源は、地下水(伊豆島田浄水場)と自然湧水(柿田川)の2つから供給されています。

都市化の進展

 私たちを取り巻く生活環境の都市化によって、昔は、雨水が地下にしみ込んでいた場所での雨のしみこみができなくなり、都市部における地下水かん養のはたらきが減少したことも、湧水の減った原因となっています。主な内容は、次のとおりです。
  1. (1) 道路舗装面の増加(土の道路からアスファルト舗装へ)
  2. (2) 機能性を重視した3面をコンクリートでふさいだ川の構造変化(自然の川から、コンクリート張りの川への変化)
  3. (3) 農業の衰退による田んぼなどの耕地面積が減少(田んぼから、集合住宅・大規模店舗・駐車場などへの開発)

この情報に関する問い合わせ先

担当課名 まちづくり部水と緑の課
電話番号 055-983-2642