三島の国道1  国道1号  (平成18年11月1日号)

 江戸時代に整備され、三島の街中を東西に走る東海道(旧道)は、明治時代になると国道に指定され、後に東京と大阪を結ぶ全長約570キロメートルの国道1号となりました。

 高度経済成長時代には車社会化の影響を受け、市街地を大型トラックが通るなど交通量が激増したため、三島広小路駅前から沼津方面に新道を建設し、あわせて旧道を走っていた広小路~沼津間の路面電車も廃止されました。

 昭和37年(1962)には待望の三島バイパス(現・国道1号)が谷田から清水町八幡(やはた)まで開通し、市街地の交通渋滞が緩和(かんわ)されました。

 箱根方面へ向かう国道1号は、昭和52年に塚原バイパスが、昭和62年に三ツ谷バイパスが開通しました。また、昭和63年に笹原山中バイパスが事業着手され整備が進められています。
 
【広報みしま 平成18年11月1日号掲載記事】