三島の踏切7 製氷前踏切   (平成22年10月1日号)

 本町交差点から南へ約250メートル先に、伊豆箱根鉄道駿豆線の製氷前踏切があります。由来となった製氷工場は踏切の南西方向の線路に隣接した場所にありました。

 この製氷工場(昭和20・30年代の名称は日本冷蔵(株)三島工場)でつくられた氷の販売店が本町の商店街にありました。まだ貴重だった氷は熱を出した子どものためや、昭和30年代までよく使われていた木製冷蔵庫の保冷用として買われていきました。

【広報みしま 平成22年10月1日号掲載記事】