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 文化のまち三島

三島大社の写真

 富士山の恵みである湧水があふれ、温暖で自然豊かな三島は、古代より人々が集落を作って住んでいたことが市内の遺跡から分かります。歴史的には、奈良時代に完成した『日本書紀』に登場しています。

 三島は、早くから都の豊かな文化を取り込んできた歴史があります。伊豆は遠流
(おんる)の地であり、それが都の文化を三島にもたらすことになりました。源頼朝もその1人でした。源氏再興を三嶋大社に祈願した頼朝は、鎌倉幕府成立以後も三嶋大社に対する信仰心は変わりませんでした。三嶋大社は、広く武将や民衆の信仰を集めて発展しました。江戸時代には、三島は日本の東西を結ぶ東海道の宿場町として三嶋大社とともに栄えました。第2次世界大戦の戦火をまぬかれた三島は、現代でも古い建物が数多く残され、歴史が身近に感じられます。

 三島はそれぞれの時代の特色を、独自に育んできた歴史と文化の豊かなまちです。
歴史がもたらした文化は、遠い祖先から受け継いだ宝物であり、現代に生きる私たちが調和をはかりながら、未来へどう引き継いでいくかが、重要な課題ではないでしょうか。




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