初期メンバー10数名からのスタート

三島の目抜き通り、大通り商店街の一角。ご主人のご実家でもある家電店内にある、ハンドメイドショップ riry。
服飾関係の学校を出て、東京で服飾デザインの仕事をしていたという渡辺さんがハンドメイド作品を手がけるようになったのはお子様の幼稚園時代。数名のママ友とハンドメイドサークル『ママンマルシェ』の活動を始めてから制作熱が再燃し、今は子育てで忙しい毎日を送りながらも、自分が着たいと思う服を週に2着ほどの自然なペースで制作しているそうです。

「ママンマルシェというサークルは、ハンドメイドであればジャンルを問わないのが魅力で、立ち上げ当初は10数名だったメンバーが今では50名を超えるまでになっています。メンバーは、服飾やアクセサリーはもちろん、木工から植木まで本当に多彩な作品を手がけています」
その言葉を裏づけるように、riryの店頭には自身の作品はもちろん、袋物やアクセサリーなどなど、友人や知り合いの作品が幅広く取り揃えられています。

それはこの街に元気な人が多いから

そんな渡辺さんに昨年、「楽寿園で7月にハンドメイドのイベントをやってみないか」と声がかかりました。ママンマルシェのメンバーと共に、時間をかけて1つ1つ準備を進めた『楽寿の森マルシェ』。当日は100以上のハンドメイド作家のブースで楽寿園が埋めつくされ、楽寿園開園以来、最高の入場者数を記録するほど多くの人出で賑わいました。
多彩な展示会を開催するその原動力は「自分と同じ子育て中のママや地域の女性に、もっと外に出て新しい発見をしてほしい」という想いから。自分ひとりで家にこもりがちな子育てママに「街には楽しい刺激がいっぱいあるよ!」と伝えたいと語ります。

自分の周りに集うハンドメイド仲間や友人も、そんな活気やエネルギー感でいっぱいの人ばかり。「三島ってお祭りや催しがとても多いですよね。それはこの街に元気な人たちが多いから。そんなエネルギッシュな個人がグループになれば、そこには強い発信力が生まれるはずです」。
作るのが好き。人とつながるのが好き。自分の自然なライフスタイルを通じて、三島発の元気を盛り上げ、昨年以上に楽しい『楽寿の森マルシェ』の実現が、今の大きな目標だそうです。

渡辺 和子さん

【みしまりすと歴 14年】

函南町の出身で14年前に結婚を機に三島へ。自身や仲間の手作り作品を集めたハンドメイドショップ『riry』を運営する傍ら、ハンドメイドサークル『ママンマルシェ』の初期メンバーの一人として作品の展示即売会などを展開。
昨年7月に主宰したハンドメイド市『楽寿の森マルシェ』では、100以上のブース参加と楽寿園の年間最高の入場者数を記録した。
楽寿の森マルシェFB https://www.facebook.com/rakujunomorimarche/

みしまINFO

楽寿の森マルシェ

楽寿の森マルシェ

子育て世代の力で、地域の賑わい作りを!をテーマに、2016年7月28日に初開催。楽寿園がママたちの素敵なハンドメイドや、おいしいもの、たのしいことで埋めつくされました。大好評を受けて、第二回は2017年12月の開催が決定しています。

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