誰もが悩むのが子育てと仕事のバランス

富士市出身のパートナーとともに、結婚を機に三島に移住してから12年。2児のママとして、また女性のいのちと健康を守るジョイセフの職員として多忙な日々を送っている小野さん。「今やすっかり三島市民」という小野さんに三島での毎日についてお聞きしました。
「働く母親なら誰もが悩むのが、子育てと仕事のバランス。私の場合は新幹線の改札を通るときに、パッとスイッチが切り替わるんです。移住先を三島に決めたのも新幹線通勤が便利という理由でしたが、ママになってから思わぬ効果にも気づかされました」
さらに、快適に座って通える新幹線では忙しい時は仕事もできるし、何よりも『一人になれる貴重な1時間』の大切さを実感していると言います。
そんな小野さんが三島で、女性の健幸美をテーマに楽しく走ろうと「HiPs」を立ち上げたのが2013年。
「そもそもは『産後太りを何とかしたいね』、というママ友たちとよく出る会話から始まったんです。」
さらに東日本大震災の被災者の言葉を聞き、「自分は果たして2km先へ走って避難できるか?」「子どもを抱えて高台まで駆け上れるだろうか?」と、子どもを持つ母としての不安も背中を押しました。

毎日の充実感で笑顔が増えて行く

女性なら誰もが願う健康的な美を手に入れるために、週に1日、ないしは2日、楽しくおしゃべりしながらジョギングをしているうちに、健康美以外にも毎日の充実感で笑顔が増えて行くことを実感。
HiPsでは、月に一度満月の下を仲間と会話しながら走る「満月ジョグ」を定例会として、折々のジョギングイベントや、「健康と美」をテーマとして地域や団体と提携した催しなども多彩に展開し、その趣旨に賛同する女性の輪がますます拡大しつづけています。
職業柄、国内外への出張の際には必ずシューズを持って行き、現地を走っているという小野さん。
「三島は大都市圏のように車の危険も少なく、リラックスして走れる街ですね。それに自然や季節感を心地よく肌に感じながら『走ることを楽しめる街』という意味では、今まで走ったことのある街の中でも飛び抜けています」。
新緑の間からキラキラ光る木漏れ日、美しいイチョウ並木や川のせせらぎとホタル、三嶋大社などの歴史の息吹、そして街角の小径など、季節とその時の気分に合わせてさまざまなコースを選び、いつも新鮮な気持ちで楽しく走る…。三島に暮らす女性としての健幸美を、ありのままの自然体で楽しんでいるようでした。

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小野 美智代さん

【みしまりすと歴 12年】

富士市出身。東京新宿区の国際協力NGO公益財団法人ジョイセフへ三島から新幹線で通勤。子育て中のママでありながら、国内外への数々の出張もこなす。
また三島では、健康的に走ることで女性の健康と美を実現する「HiPs」を主宰。
<HiPs>
https://www.facebook.com/HiPs.mishima

みしまINFO

「IZU aRe」 風の谷のビール(オラッチェ)×HiPs

「IZU aRe」風の谷のビール(オラッチェ)× HiPs

HiPsに集う伊豆半島在住の健幸美にこだわる女性たち13名で企画。メンバーが思い描くコンセプトの全てを盛り込み、地元伊豆で栽培した麦で造った伝統的な正統派エールビール「伊豆エール」をベースにして、新ビール「伊豆アール:IZU aRe」が生まれました。この「伊豆アール」の誕生を記念し、20年来、根強いファンを持つ伊豆エールのボトルラベルも期間限定で刷新。バレンタインデーやひなまつり、ホワイトデー、卒業&歓送迎会と華やぐシーズンに、このaLe と aReのペアボトルでさらにホットに乾杯できるように。ラベルは、2つのボトルを左右に並べるとフルートグラスとハート(♡)が重なるようにデザインされています。時にはカップルで、時には仲間と同僚と、時には家族で。大切な記念日のテーブルをこの緑と赤のラベルが飾ります。香り、色、音、風味、のどごし…2種を飲み比べしてお楽しみください。
なお、この2種のビールは共に、売上の3%が公益財団法人ジョイセフに寄付され、途上国の女性の健康支援に使われます。入口から出口まで「女性目線」と「健幸美」にこだわったビールです。

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