またお子さんとともに、みしまびとの映画『惑う　After the Rain』の制作にも参加するなど、多岐にわたる方面から三島の魅力を発信しています。
「私の原動力は、もっとワクワクしたいという気持ちですね。これまでに教えた150名を超える生徒さんたちにもずっと『自分のハッピーを自分で作れるように』と伝えつづけているんです」
もちろんその思いは自身の子育ても同じ。みしまびとへの参加も、知り合いに誘われて「一生に何度もないこんな機会に関わらなかったらきっと後悔する」とまず自らが参加し、その後、映画好きな娘さんにも声をかけ、親子一緒での参加が実現しました。「何とか自分でやりたいことを探せるように育ってくれたみたいです（笑）」
スタッフとしてさまざまな準備に携わった映画制作の経験を通じて「大勢が力を合わせて何かを生み出す現場に立ち会えた、その喜びが最大の収穫でした」と振り返ります。
三島という街に、年々愛着が深まっていくという田中さん。ご自身の音楽活動も手探りからのスタートで、ここまでやってこられたのは三島の人々に支えられたからだと話してくれました。
この春に完成する念願のオリジナルCDを持って全国をまわり、『三島の田中みどりです！』と多くの方に三島の魅力を伝えていくことが、これからの夢です。