(第84号) ~江戸時代の三島の味~ 三島宿本陣の献立 (平成6年6月1日号)

 「覚」には次のような献立が並んでいます。
  
  
| 夕献立 壱汁弐菜 | |
| 汁 | |
| 皿 | につけ肴 | 
| 香のもの | |
| 平 | わらび こうりこんにゃく こごり身 いも すこんぶ  | 
  
| 飯 | |
| 朝献立 壱汁弐菜 | |
| 汁 | |
| 皿 | につけ肴 | 
| 香のもの | |
| 平 | 石やきとうふ | 
| 飯 | |
 特筆すべきは「こうりこんにゃく(凍り蒟蒻)」と、「石やきとうふ(石焼豆腐)」でしょう。前者はこんにゃくを冬の寒い外気で凍らせた保存食。今では東北地方にしか見られません。後者は豆腐を石の上で焼いた物らしいが、今の三島にはその伝統がありません。
こうした古文献から、むかしの郷土のくらしを発見できます。
(広報みしま 平成6年6月1日号掲載記事)
こうした古文献から、むかしの郷土のくらしを発見できます。
(広報みしま 平成6年6月1日号掲載記事)







