景観重要樹木

景観重要樹木とは、地域の景観上重要な役割を果たしている外観の優れた樹木について指定し、地域の個性ある景観づくりの核として、維持、保全、継承を図るものです。 なお、指定された樹木に対しては、所有者等の適正な管理義務等、法に基づく措置が講じられることとされており、伐採や移植は三島市長の許可がなければできません。 三島市では、平成23年3月30日付で「文教町イチョウ並木」を景観重要樹木に指定し、維持・保全を図っています。

文教町イチョウ並木

文教町イチョウ並木は、大正時代に野戦重砲兵連隊がこの地に設けられたときに、道路ができたことを記念して植樹されたものです。主要地方道三島裾野線沿いの600mに渡って、約9m間隔で117本のイチョウが植えられており、教育・文化施設が立ち並ぶこの地区のシンボルとなっています。黄葉のイチョウ並木は「新三島八景」に選定されるなど、三島市の景観形成において重要な役目を担う樹木であるため、景観重要樹木に指定することにより維持・保全していきます。
文教町イチョウ並木
所在地  文教町1丁目・2丁目地内(主要地方道三島裾野線沿線)
生態落葉樹
樹高約15メートル
幹周0.5~4.9メートル
本数117本
樹齢約30年~90年
管理静岡県・三島市

景観重要樹木の指定にあたって

景観重要樹木の指定にあたっては、景観アドバイザーの皆さんに推薦、選定していただきました。 景観重要樹木には指定されていませんが、市内には素晴らしい樹木がたくさんあります。 ぜひ一度ご覧になってみてください。
景観重要樹木推薦箇所一覧
樹木の見どころ