第2次三島市食育基本計画

三島市では、平成20年度～24年度を計画期間とする食育基本計画を推進しておりましたが、計画期間の終了に伴い、「第2次三島市食育基本計画」を策定しました。

1　計画の概要

　「三島市食育基本条例」に基づき、食育を総合的、計画的に進めるために基本方針や具体的な目標、市民、事業者、行政の取り組むべき方策を示し、食育を市民との協働により全市的に進めていこうとするものです。　　
　計画期間は、平成25年度から平成29年度までの5年間です。

平成20年３月策定の三島市食育基本計画が５年の計画期間が終了することによる２次計画
食育基本法第18条第1項に基づく市町村食育推進計画

２　第2次計画の特徴

ライフステージに応じた間断ない食育の展開を強化
市民をはじめ、大学、生産者・事業者及び行政等の協働による食育の推進
食は環境と深く関わっているため、環境先進都市として食を通した地球環境の保全
計画期間内に重点的に実施する取り組みを具体化

３　食育スローガン（長期的な目的）

楽しく食べて、豊かな心と健康を育む三島の食育

　三島市では、地域の食を子どもから大人まで楽しみながら学ぶことで、「食」に関する適切な判断力を身に付け、健康につながる食育を実践してくことを目指し、「楽しく食べて、豊かな心と健康を育む三島の食育」をスローガンに掲げ、「食育」を推進します。

４　計画の体系

Ⅰ　「健康な体を保つ」ために
　１　望ましい食生活の実践
　２　健康な歯・口や骨の維持・増進
Ⅱ　「豊かな心を育む」ために
　１　共食による楽しい食の推進
　２　食に関する理解の促進と感謝の心の育成
Ⅲ　「食の安全・安心」のために
　１　生産者・事業者、消費者等による食の安全の確保
　２　災害に備えた食に関する知識と実践力の育成
Ⅳ　「食文化を守り、育てる」ために
　１　日本型食生活の再認識と実践
　２　地産地消・旬産旬消の推進
Ⅴ　「環境を未来に引き継ぐ」ために
　１　自然の恵みに感謝する心の育成
　２　環境にやさしい食育の推進
　
第２次食育基本計画の推進体系（印刷用）ダウンロード

５　食育重点プロジェクト

特に重点的に取り組む事業を食育重点プロジェクトとして位置づけました。

プロジェクト1　あらゆる世代への食育の推進
　食事は生涯にわたって心と体を育み、次の世代に引き継いでいきます。
　そのため、子どもから高齢者まで、生涯にわたって市民一人ひとりが食育を実践できるよう、食育の取り組みを推進します。

プロジェクト2　家族・地域の食による絆づくり
　家族で食卓を囲み、共に食事をとりながらコミュニケーションを図り、家族の絆を深める共食は食育の原点です。
　このため、「三島市民家族団らんの日」などあらゆる機会を通じて、共食の普及・啓発を図ります。　
　単身世帯など、家族と食卓を囲むことができない人には、友達を誘って一緒に食事をすること、地域の祭りやイベント及び食事会に参加することなどを啓発し、食による家族や仲間及び地域の絆づくりを推進します。