あなたもゲートキーパーになりませんか?

全国の自殺者数は年間3万人を下回ったものの、依然として深刻な状況が長期間にわたって続いています。三島市においても、毎年20人前後の方が自殺で亡くなっています。これは、交通事故の約8倍にもなります。



 ゲートキーパーとは、身の回りの悩んでいる方に気づき、必要な支援につなぐ人のことです。皆様も、下記のゲートキーパーの役割を通して、誰もが安心して暮らせる社会づくりへのご協力をお願いします。

1.変化に気づく

 ご家族やご友人が、眠れなかったり、食欲がなかったり、口数が少なくなっていたりと「いつもと違った場合」、もしかしたら悩みを抱えているのかもしれません。
 特に、下記のようなサインが見られた場合は、自殺に至る危険性が高まっていると言われています。
自殺の危険性を示すサイン

(1) うつ病の症状がある
(仕事の能率が落ちる、自分を責める、気分が沈む、決断ができない、不眠が続く)
(2) 原因不明の身体の不調が長引く
(3) 飲酒量が増す
(4) 自己の安全や健康が保てない
(5) 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
(6) 職場や家庭からサポートが得られない
(7) 本人にとって価値あるものを失う
(8) 重症の身体疾患にかかる
(9) 自殺を口にする
(10) 自殺未遂に及ぶ

2.声をかける

ご家族やご友人の、いつもと違う様子に気付かれたら、声をかけてください。
・「体調はどうですか?」
・「眠れていますか?」

といった声かけをしてみましょう。
 悩みを抱えている人は、すっきりとは眠れないものです。また、体調を気遣う声かけの方が、声をかけやすく、相手の方も答えやすくもなります。

3.じっくりと耳を傾ける

 相手の方から悩みを打ち明けられたら、下記のポイントに気を付けて、お話を聴いてください。
(1)気持ちを受け止めましょう
 否定や反論をせず、じっくり耳を傾け、「おつらそうですね」と気持ちを受け止めてください。
(2)話をそらさないで「気持ち」を尋ねましょう
 「もっと明るい話をしましょう」などと話をそらさず、「そう思えてしまう気持ちをもう少し聴かせてください」と気持ちを尋ねましょう。
(3)「私の気持ち」を伝えましょう
 主語が「私」になる言葉かけをしましょう。
例:「私は、あなたのことが心配です」
「私は、あなたに死んでほしくはありません」

4.相談先につなげる

 お話を聴いていただいたら、健康づくり課(電話:055-973-3700)への相談を勧めましょう。
※健康づくり課でお話を伺い、悩みに応じた相談先を紹介します。
(1) 健康づくり課にご連絡いただき、相談の日時等を具体的に設定して相手の方に伝えてください。
(2) 可能であれば、相談の際、相手の方に同行してください。
(3) 同行が難しい場合は、相手の方に地図等を渡したり、連絡先を伝えたりしてください。

5.温かく見守る

 健康づくり課を紹介したあとも、相談にのることを、相手の方にお伝えください。
 気になる様子が見られたら、改めて声をかけてみましょう。

ゲートキーパー

自殺にいたる背景は人それぞれですが、1つの問題や悩みで亡くなるのではなく生きることを困難にさせる要因が連鎖し、自殺に追い込まれていくことが分かっています。自殺は、誰にでも起こり得る危機であり予防するためには、問題や悩みを解決し、自殺への連鎖を止めることが必要です。

ゲートキーパー養成の出前講座を行っています

自殺の現状、自殺の原因として多いうつ病について、ゲートキーパーの役割などについて保健師が説明いたします。内容や講座の時間につきましてはご要望を承ります。ぜひご利用ください。(団体での申込みのみになります)

問合せ:健康づくり課(973-3700)