新たな街のシンボルとなる最優秀提案者が決定しました

概要


 近年の外国人観光客需要の増大と2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機に三島市の持続的な発展と広域観光拠点づくりを目的とし、平成9年に国鉄清算事業団から取得していた三島駅前にある市及び市土地開発公社の所有地に三島駅南口広域観光交流拠点整備事業における事業提案を募集していましたが、この度最優秀提案者が決定しました。

 今後更なるにぎわいの創出と交流人口の拡大が見込まれ、三島駅グランドデザインに定める広域観光交流の推進とガーデンシティのまちづくりが進むものと期待され、三島の地域資源を最大限に生かした水と開かれた緑の台地をテーマとする街のシンボルが提案されました。

三島駅南口広域観光交流拠点整備事業提案競技審査会による審査結果について

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 審査結果公表資料

三島駅南口広域観光交流拠点整備事業提案に関する最優秀提案者の決定について


1  最優秀提案者

   東京急行電鉄株式会社 (東京都渋谷区)

   共同応募者  株式会社東急ホテルズ (東京都渋谷区)

2  提案概要

  ・提案価格  481,000,000円

  ・主要用途  宿泊施設(ホテル)

  ・客  室  200室

  ・階  数  地上16階建  約56.3m


3  審査結果概要


  ・別添臨時記者会見資料のとおり

   別紙資料(三島駅南口広域観光交流拠点整備事業最優秀提案者決定)

提案のポイント

豊かな地域資源を活かした「三島の継承と発展の拠点」

・駅と楽寿園とを緑で結ぶ「雛壇状のテラス」の設置や、水や緑、花を感じ誰もが利用できる駅前のポケットマークの設置。中心市街地に点在するスポットや商店街への波及効果を期待。

・県産木材を内装に使用したアトリウムや、宿場町の歴史を受け継ぎ、富士山の眺望を大切にした品格ある空間の創出。1階2階には自慢の特産品や料理を提供し三島市民をはじめ誰もが地元のこだわりを感じられる場所の提供。

・参画企業グループの商業施設やメディアを利用し、渋谷スクランブル交差点での動画掲出協力など三島の魅力の情報発信に協力。観光連携を通じて、三島を訪れるきっかけづくりに貢献。

・地下室を作らず掘削深さを約3.5mと必要最小限とし、杭のない直接基礎。地下水の流れを遮断しないよう基礎に通水口の設置など、湧水・地下水対策も図られている。