三島の村名4 青木(中郷地区)―御嶽(みたけ)神社― (平成28年2月1日号)

 青木の交差点近くに鎮座する御嶽神社は、「親子モッコク」(県指定天然記念物、御神木)・為朝(ためとも)像版木(市指定文化財、鎮西八郎(ちんぜいはちろう)為朝が彫られた護符用の版木)などがあることで知られています。

 同社は現在、主祭神大日霊尊〈(おおひるめのみこと)天照大神(あまてらすおおみかみ)の別称〉のほか、鎮西八郎為朝公・藤代(ふじしろ)大神・金山彦命(かなやまひこのみこと)・中津少童命(なかつわだつみのみこと)・須佐男命(すさのおのみこと)・倉稲魂尊(うかのみたまのみこと)の六柱の神様を合祀(ごうし)しています。明治八年(一八七五)まで、前三柱は八郎社・藤代社・金山社として境外に、後三柱は床浦〈とこうら(徳浦)〉社・八坂(やさか)社・稲荷社として境内にそれぞれ別々に社(やしろ)を設けて鎮座していました。しかしそうした状況は祭祀(さいし)などの実施に不便が多かったため、氏子一同が熟議し、足柄県に届け出て、すべて一所に合祀する現在の形態に至ったようです。提出された文書の控えが残っており、合祀前の 各社の鎮座地を知ることができます。

【広報みしま 平成28年2月1日号掲載記事】