箱根西坂の史跡4  明治天皇の御巡幸(ごじゅんこう)記念碑  (平成19年5月1日号)

 箱根峠から三島方面へ下り、山中新田一里塚、徳川有徳(ゆうとく)公遺蹟(いせき)碑を過ぎると、上りと下りの二股に分かれます。上ると眺望地点があり、そこには「明治天皇宸賞之處(しんしょうのところ)」と「明治天皇御遠望臺(だい)」の碑が建ち、下ると「明治天皇御小休趾(おこやすみあと)」の碑があります。その他にも、明治天皇の御巡幸を記念した碑として、富士見食堂の向かい「明治天皇御駐輦阯(ごちゅうれんあと)」、松雲寺前「明治天皇史蹟」が建てられています。

 明治天皇が初めて箱根路をお通りになって、江戸(東京)に下られたのが明治元年10月です。天皇が京都から江戸へ移るということは、当時の人々にとって考えられないことでした。三島を計4回お通りになったことや、所々で休憩を取られたため、御巡幸記念碑は、箱根西坂の随所に見受けられます。

【広報みしま 平成19年5月1日号掲載記事】