スポーツ分野における課題解決実証実験を実施しました

三島市が推進するスマートティ実現事業の一環として、スポーツ分野における対戦相手不足などの課題をデジタル技術を活用して解決を図る実証実験を、日本オラクル株式会社及び三島市野球連盟のご協力のもとで実施しました。

市と同社は「スマートシティ実現に向けた協働協定」を締結しさまざまな共創プロジェクトに取り組んでいます。また、三島市野球連盟の皆さまには、課題のヒアリングやアプリの試用にご協力いただきました。

実証の概要

期間

令和5年7月~8月

目的

スポーツ分野における対戦相手不足(固定化)や設備利用の非効率などの課題を解決し、競技者の利便性向上及び競技人口の増加を図る

参加者

三島市野球連盟、三島市職員(スポーツ推進課・デジタル戦略課)

実証方法

WEBアプリ(※)上で提供されるコミュニケーション機能を活用して対戦相手の募集や参加のやりとりを行い、課題解決の有効性を検証


※「つながるスポーツマッチングアプリ」として日本オラクル株式会社がOracle Cloud Infrastructure(※1)を活用して実証開発。
WEBアプリの主な機能:ユーザ登録、ログイン機能、対戦相手チームの募集と応募、利用者コミュニティでの情報閲覧、チーム間チャット
(※1)利用したOracle Cloud Infrastructureはアプリケーションを短期間で高速かつセキュアに実行できるように設計されており、セキュリティには十分配慮して実証しております。
https://www.oracle.com/jp/cloud/

アプリ画面1
▲メニュー画面

アプリ画面2
▲対戦相手決定画面

アプリ画面3
▲コミュニケーション画面

野球連盟の皆さまへの説明の様子
▲野球連盟の皆さまへの説明の様子

実証の結果

  • WEBアプリの手軽さ、利用開始のハードルの低さ、コミュニケーションの手軽さから新たな対戦機会の確保と対戦機会損失の防止につながるとの評価を得た
  • 対戦相手の見つけやすさや新しいつながり創出に期待したいとの声もあがった一方で、通知機能やUIの改善、施設予約機能との連携などのリクエストも挙がった

実証の総括と展望

  • WEBアプリの実証を通じて、スポーツ分野における課題の一部解決が実現
  • スポーツ分野以外での利用や他自治体間での連携を考えると、今後の可能性が広がると期待

今後も市では、市役所内部のデジタル化推進とともに市民生活におけるデジタル技術活用を支援し、ウェルビーイング向上に努めていきます